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発効以来 成果を上げつつあるTPPですが
ここにきて 台湾の参加希望が熱を帯びてきています
蔡総統、台湾のTPP参加を熱望 日本の支援に期待
台湾のTPP参加、「日本の支持がほしい」
経済部(経済省)の王美花政務次長は
台湾と日本の産官学の専門家を集めて台北市内で
開かれた経済フォーラムであいさつし、
台湾の環太平洋経済連携協定(TPP)参加に関し
日本の政府と民間の支持を得たいと表明した
中央社より
このように繰り返し 参加希望を表明しています
台湾やイギリスなどが TPPCP/拡大したTPPに
参加するのは大いに歓迎します
ここで2018年末の発効したときの記事を
見てみましょう
TPP発効、5億人経済圏誕生
日本を含む11カ国が参加する環太平洋連携協定
TPPが30日発効した。世界の国内総生産
の13%を占め、域内人口が5億人を超える
新たな経済圏が誕生する。
保護主義が拡大する中、自由貿易圏を目指す。
将来的に域内の農産物や工業品の95%超の
品目で関税を撤廃する
来年2月には欧州連合との経済連携協定/EPAも
発効し、日本の通商戦略は新たな局面を迎える。
TPP発効は日本にとって工業品輸出に追い風と
なり、食品の値下がりも期待できる/共同より一部抜粋
本当に押し詰まった時に入ってきた発効の
知らせでしたが 次にTPPにおける
主なメリットについて見て行きましょう
TPPのメリット
即時撤廃される関税もある
TPP参加11カ国で、ほぼ全ての工業製品の
関税が撤廃され、輸出の増加が期待される
関税が段階的に引き下げられるため輸出に追い風
投資などに関するルールが明確になって海外での
事業展開がしやすくなる
乗用車など工業分野
ベトナムの自動車工場の様子
カナダ向けの6.1%の関税が5年目にゼロ
オーストラリア向けの新車の関税は即時撤廃
ベトナムも、大型車への関税を徐々に引き下げて
最終的にゼロにする。
対韓国なども有利
自動車は複数の国で製造した部品を集めて、
組み立てるのが一般的でTPPの関税優遇を受けるには
「原産地規則」ルールに従い、加盟国で製造された
部品を一定程度使う必要がある。
このため、TPPに不参加の韓国勢と競合する
場面が多い日本メーカーにとって有利に働きそうだ。
食品分野
カナダ向けの日本酒の関税が即時撤廃
日本食ブームを背景に輸出が伸びると期待
国際間のルール分野
投資規制の緩和と知的財産権の保護強化
「夕張メロン」など地域ブランドの表示を
保護するルールの強化
sankeiなどより一部抜粋
こうした効果があるTPPなんですが
特に台湾は 正式国交国が減少しているので
こうした国際的な枠組みに参加することでの
支援効果も期待できるでしょう