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2021年12月4日土曜日

〇EVに国内五社連合が 水素燃料車などで対抗と反撃の狼煙を上げる

テスラをトップに快走を続けるEVですが
ここにきて 燃焼式エンジン全廃に賛同しない
メーカーのグループが水素燃料車で対抗すると
いう狼煙を上げました

このエコカー業界レース 


どっちがポールポジションを取り 
最後にチェッカーフラッグを受けるのは
どのタイプでどこのメーカーなのかが
注目されます

国内五社 水素やバイオ燃料普及取り組みへ

トヨタ、スバル、ヤマハ発動機、川崎重工業
マツダ、の5社は電気自動車(EV)へのシフトが
強まる中、水素やバイオマス由来の合成燃料など、
CO2の排出を抑えた燃料を使う脱炭素エンジンを、
今後普及させる取り組みを進めると発表しました。

会見の中でスバルの中村社長が、
「電気自動車だけが選択肢なのか。
 内燃機関を活用する事にもチャレンジしていきたい」
と話している通り、これは選択肢を広げる取り組みとなります。

関連記事 
JR東日本 
坂井究常務「水素燃料電池車両、インパクト大きい」

脱炭素化の波が鉄道業界にも押し寄せる中、
JR東日本が取り組む二酸化炭素(CO2)を
排出しない車両が注目を集めている。
同社の坂井究常務に脱炭素化戦略について聞いた。

--もともと鉄道は全体に占めるCO2排出量
の割合が低い。
水素燃料電池ハイブリッド(複合型)車両の
開発に乗り出した理由は

「鉄道は環境優位性が高い乗り物だが、自動車や
飛行機などもCO2排出削減の取り組みが進んでおり、
うかうかしていると逆転されかねない
われわれも環境優位性をさらに高めていく必要がある」

--ハイブリッド車両が与えるインパクトは

「国内全体のディーゼル車両は約2160両
(うち4分の1程度がJR東日本保有分)。
仮に全てがCO2を排出しないとなれば、試算では
年間35万トンの排出を削減できる。インパクトとしては大きい」
この技術はビジネスチャンスにもつながる
鉄道新潮流より

またEVの製造やランニングコストに加えて
買い替え時の下取りといった 現実的でシビアな
問題もでてきているようです


下取りまで考えると・・
ガソリン車と比べて、残価率の低いEV
クルマを購入する際、多くの人が気にするのが、
そのクルマが将来どのくらいの価格で売れるのか
という点、つまりリセールバリューです。
 
しかし、今後ますます増えてくると考えられて
いる電気自動車(EV)は、それほどリセールバリューが
期待できないといいますが、そこにはどんな
理由があるのでしょうか。


3年後に車両価格の50%で買取を保証されている
車両価格300万円のクルマの場合、ユーザーは
150万円に金利を加えた金額を3年間で支払えば
良いことになり、車両価格に対して将来の
買取保証額の割合を残価率と呼びます。


例えば、これまでもっとも販売されたEVの
ひとつである日産「リーフ」の残価率は、
5年後で25%(3年の残価設定ローンは設定無し)。
ランドクルーザーは別格ですが、一般的な
クルマであれば5年後でも30%前後で設定されて
いることが多いなかで、25%という数字はやや
低いものといえます。

EVが持つ最も根本的な課題はバッテリーの劣化

採用例の多いリチウムイオンバッテリーは、
充電を繰り返すことでバッテリー内のイオンが
減少するなどの理由で、使用すればするほ
劣化してしまうことが避けられません。
kuruma-newsより引用

自治体でも水素燃料への取り組みが始まっている


誤解のないように書きますが 当サイトは決して
反EVではありません

ただecoカーが EV一辺倒というのはいかがなものか?
という立場です
水素燃料車など種類が増えれば ユーザーの
選択肢も増えて いろいろなニーズにも応えられる

これが本来のメーカーの在り方ではないでしょうか

最後に冒頭の五社による水素燃料車などの記事への
世界の反応を少しだけ載せときます



電気自動車の普及はまだ始まってない。
インフラが整備されてないからね。
そしてコストの壁はあまりにも高い。
カーボンニュートラルの未来は水素しかないよ。
数ヶ月でインフラを整備出来るし、
コストだって大幅に削減する事ができる。 
アメリカ

Thank goodness.
電気自動車以外の代替案に挑戦する
国が存在したんだ。 イギリス

電気自動車に乗り始めて2年。
もうエンジン車には戻れない。
たとえそれがクリーン燃料だとしてもね。
だって自宅のガレージで充電出来るんだぞ。
それに瞬時の加速も可能で静粛性も素晴らしい。
電気だから料金も安定してる。
EV車のメリットはあまりにも大きい。
もう元には戻れない。 カナダ

もし世界に電気自動車以外の道を残せる国が
あるとしたら、それは唯一日本だけだろうな。 
日本に未来がかかってる!
環境を守ったままV8エンジンを楽しませてくれ。 
ドイツ

実際電気自動車には魅力がある。
余裕があればサードカーとして買おうと思ってるよ。
ただ、最終的には水素に移行するとも思ってる。 
イタリア

日本メーカーは賢明だ。
アジアやアフリカのマーケットでは、
今でもエンジン自動車が必要だって事が
分かってるんだよ。
まだ電気自動車に対応してないからね。 


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2019年12月28日土曜日

*トヨタ 中国で独禁法違反と罰金 更に日産 ホンダなど厳しい自動車業界


今回は日本の自動車関連の記事をみていきます
まず業界トップのトヨタなんですが

あいかわらずの中国偏重で EVもまず
中国から投入するそうです

トヨタ九州社長「EV生産、準備は最終段階に」
 来春まず中国向けから

ところが その中共だぁーい好きのトヨタが
独禁法違反で懲罰をくらったというんですから 
笑えますね


中国、トヨタ レクサス独禁法違反と罰金

江蘇省の市場監督管理局がトヨタ自動車の
中国法人に対し、独占禁止法に違反したとし
罰金14億円、科す決定をしたと発表した/①

トヨタは販売全体からすれば この程度は
さほどのことはないでしょうが 他の日本車系
企業はそれなりに問題が顕わになっています

日産自動車 早くも副COO辞任


新しい経営体制を担うトップ3の1人で副COO
(副代表執行役兼最高執行責任者)を務める
関潤氏が退職することが明らかになり、嫌気された
日産は12月1日から内田誠社長兼CEO、


アシュワニCOO、関氏の3人が協力して再建に
取り組む「トロイカ」体制をスタートしたばかりだった
② /①②日経より

一方 ホンダも貿易摩擦等の影響もあって苦戦しました

ホンダ、インド市場減速や円高で減収減益 

ホンダ 2019年4~9月期(第2四半期累計)の
連結決算を発表。インド二輪市場の減速や
為替影響などにより、減収減益となった。

売上収益は前年同期比1.8%減の7兆7253億円と、
3期ぶりの減収となった。
営業利益は、売上変動および構成差に伴う
利益減や為替影響などにより、同8.0%減の
4726億円。 2期ぶりの減益となった。
通期の業績見通しは、為替影響などを反映し、
下方修正。
売上高15兆0500億円(前回予想比-8000億円)、
営業利益6900億円(同-800億円)、
当期利益5750億円(同-700億円)とした。
レスポンスより

またマツダは社名変更等の販売戦略が
裏目に出た状況となっています

マツダ車名統一戦略の功と罪

マツダ3でグローバル車名統一戦略がスタート
マツダ3は2019年5月24日、フルモデルチェンジを
機に車名を従来の「アクセラ」からグローバルで
使っている「マツダ3」に変更した。
そして5ドアハッチバックモデルはこれまでの
「アクセラスポーツ」から「マツダ3ファストバック」
に改めた。

半年以上経過した最近までの販売推移
登録実績 5月の1682台を皮切りに6月1591台、
7月3668台、8月3916台、9月7533台と
増販加速していたのが、10月1891台、
そして11月1588台と半年も経たないうちに
急ブレーキがかかった状態になっている。

デミオからマツダ2への変更は失敗!?
 マツダ2は2019年マイナーチェンジで従来の
「デミオ」から変更した。
9月の登録実績は4808台でまずまずのスタート
だったが、10月2032台、11月1871台と急減し、
デミオ時代の半分にとどまっている。
この状況について首都圏にあるマツダ店の
営業担当者は、「マツダ2の車名はよくない。
マツダ3と間違えて購入を検討したお客さんもいた。
デミオの方がずっと理解されやすい /ベストカーより

また三菱も2019年度上期決算の売り上げは
前年同月器営業利益率は同4.9%から0.9%と
なり当期純利益も95.0%減の25億9800万円で
減収減益と厳しい結果となりました
更に ご時世からか今後のディーゼル車の
開発から撤退を発表しました

三菱 ディーゼル車の開発中止 需要減に対応

三菱自動車はディーゼル車の新規の
エンジン開発を中止する方針を固めた
2021年までに主力車からディーゼル車の
設定をなくし、既存のディーゼル車事業も
大幅に縮小する。


更にスバルは増収増益でしたが リコールが
頻発するなどがありました

2020年の日本の自動車業界もなかなか
厳しい様相となりそうです

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