2019年11月17日日曜日

朝日広告欄に載ったインチキ重曹治療法を広めようとしていた謎の集団




このまえ 朝日新聞の広告欄に 
重曹で癌が治ると根拠のない内容の
書籍の宣伝が載ったことに医師が
抗議するということがありました



それは癌治療を専門としている勝俣医師で
詳細は 勝俣氏のツィッターを見てもらうとして
結局 朝日側は同氏が指摘した疑念を認める
発表をおこないました



日頃 ネットなどをフェイクニュースの
巣窟のように見下して ファクトチェック
しろと尊大な態度を取る朝日がインチキ
治療の先棒を担ぐとは大笑いですね

これだけでも朝日嫌いの溜飲が下がる
思いですが この重曹を使った治療に
ついて 自分も前から気になっていた
ことがあるので 今回 載せてみます

それはあるグループが かなり頻繁に
この重曹治療について広めようとしていた
ためです

そのグループの名は 類/るいグループです

まず そこが運営している、るいネットで
重曹治療というワードを見てみます


すると 医療関係者でなくても目が点に
なるような 見出しが並んでいます

重曹で癌 被ばく 虫歯まで治るとは
いくらなんでも あり得ないでしょう
見出しのリンク先には 今回の広告で


問題となったシモンチーニという者の
本の抜粋と 宣伝に終始しています



そしてトラックバック欄には 賛同する
内容のトラバが並んでいます

このシモンチーニの本についてアマゾンの
レビューでシンパが工作しているという
指摘もありますが このサイトでも同様の
ことが行われているようです

るいグループとは?
サイトを運営しているるいグループは
かなり謎の多い集団です


ホムペを見ると人類の救済を目的と
してるらしいですよ ノ∀`)アチャー  

また このグループは やはりインチキと
否定された "江戸しぐさ"を喧伝したり
経営している塾で 訴訟騒ぎなども起きています

こうしてみると 怪しげな治療や噂
カルト思想などがどういうふうに広がって
いくのか その一端が垣間見えると思います


その他の経済関連記事を見たい方は
↓ ポチッとお願いします
にほんブログ村 経済ブログへ
にほんブログ村
PVアクセスランキング にほんブログ村


社会・経済ニュースランキング



当サイトのプライバシーポリシー

2019年11月16日土曜日

なぜ根拠の無い江戸しぐさは広まったのか? 流布した奇妙なグループの存在




一時 よく耳にした"江戸しぐさ"
数多くの検証によって インチキだったことが
わかりました

そうした検証のひとつを挙げておきます

歴史的検証がされることもなく、とても
奇妙な物語が語られていることが確かめら
れることもなく、広まっていきました。

難しい歴史学的検証は素人にはできなくても、
奇妙で壮大な物語を聞けば、おかしいとは
思えるはずなのですが。
ただ、歴史に関する都市伝説を明確に
否定するのは、簡単ではありません。


傘を見れば身分が分るほどに高級品だった
時代に貧民の狭い路地をすれ違うための「
傘かしげ」がありました
(ただし当時の建物構造で「傘かしげ」をやると、
水が建物の中にこぼれまくり)
→江戸しぐさ秘奥義!傘かしげ!!


このように都市伝説と化した江戸しぐさを
必死に広めようとしていた団体がありました

それが類グループです
人類の解放をめざしてるらしいですね┐(´~`)┌ ヤレヤレ

広めていたその証拠に 類グループが運営する
るいネットというサイトから当時の書き込みの
幾つかを抜粋してみましょう


この類グループ ネットで評判を見てみれば
どの様な集団であるかがわかるでしょう
  

また2017年には メイン企業である類設計室が
↓のようなことまでしでかしています


うーん お察しΣですよww


その他の経済関連記事を見たい方は
↓ ポチッとお願いします
にほんブログ村 経済ブログへ
にほんブログ村
PVアクセスランキング にほんブログ村


社会・経済ニュースランキング



当サイトのプライバシーポリシー

2019年11月15日金曜日

中国で危険な肺ペストが発生 一人は重体の模様


中国大陸で危険な肺ペストが発生しました


中国でペストが発生 一人重体

内モンゴル自治区の住民2人が
肺ペストを発症したことが判明した
北京で治療を受けており、1人が重体という。
肺ペストは飛沫感染などで人から人へと
広がる可能性がある。/サンケイより

北京朝陽区政府は内モンゴル自治区の
西林ゴル連盟のスニテ・ズーチーの2人が
肺ペストの確定例と診断されたと報告した


現在、患者は北京朝陽区の関連医療機関で
適切に治療されており、関連する予防
および管理措置が実施されています。

北京朝陽病院の救急部に入院した患者が
2人いたと報告した。
患者は朝陽病院の陰圧病棟で治療を受けている
Lu Media Economic Observer Networkより

いまのところは ペスト患者は二人で
おさまっているようです
しかし 今後も予断は許されないでしょう

恐ろしいペスト菌の威力

ペストは日本ではすでに 伝説的な存在に
なっていますか゛現在でも世界各地で発生しています

1350年前後にヨーロッパにもたらされた
ペストにより約3000万人(当時の欧州の1/3)が
死亡しました。 

資料等 日本感染症学会より


最も危険なのは 初期に適切な抗菌薬剤等の
治療を施さなかった場合で 患者の致死率が
90~100%となっており 確実に死にます


もちろん近年は対処も進んでおり 2010年1月から
2015年12月までの6年間で3,248名の患者の内
死亡した者は584名 これは約18%程度でした


ちなみにヨーロッパでパンデミックを起こした
ペスト菌の大元は2600年前の中国で発生した株で 
それが「シルクロード」を通ってもたらされたと
考えられています



そういえば 21世紀のシルクロードとか自称した
一帯一路とかいうのも ありましたねぇ ┐(´д`)┌ヤレヤレ




その他の経済関連記事を見たい方は
↓ ポチッとお願いします
にほんブログ村 経済ブログへ
にほんブログ村
PVアクセスランキング にほんブログ村


社会・経済ニュースランキング



当サイトのプライバシーポリシー

2019年11月13日水曜日

中国の複数銀行が破綻 各地で取り付け騒ぎも発生する




懸念されていたように中国の複数の銀行が
破綻や国有化されています
多いのが 破綻の噂から発生した
取り付け騒ぎ/大量の預金引き出しです

農村商業銀行破綻のケース

河南省にある伊川農村商業銀行の幹部が
財務当局と対立したことを知った後で
預金者らは、当行の破産を疑いはじめました

この噂は、WeChat/テンセント運営の
SMSですぐに広まりました。

Zerohedgeは、これが過去1年間で中国で
4番目におきた同様の破産であると述べました。
wsjなど

この四つの銀行とは最初が宝商銀行、
次に錦州銀行、三番手が常州銀行、
そして四番目が伊川農村商業銀行です
後者3つは、破産を避けるために
中国で国有化されました。

このケースは↓ これが発端となっています

中国当局が10月28日、河南省洛陽市の
伊川農村商業銀行の幹部1人に対し
汚職容疑で取り調べを始めたと発表した。
これを受けて29日、同銀行が破たんすると
聞きつけた多くの市民が銀行に駆け込んだ。


米中貿易紛争と大陸景気の悪化で
人民の預金保護に対してとても敏感に
なっているのが伺えます
その証拠に この他にも預金者らに
よる取り付け騒ぎが幾つも起きています

中国地方銀行で取り付け騒ぎ、
1週間2件発生

中国の地方銀行で、取り付け騒ぎが相次いだ。
破綻した河南省伊川農村商業銀行に続き、
11月6日、遼寧省営口市の沿海銀行にも
預金を引き出そうとする市民が殺到した。

営口市の警察当局は、「虚偽の情報」を
流したとして、市民9人を拘束した。
インターネット上では、沿海銀行が
経営難で近く破たんするとの書き込みが
拡散されていた。

営口市政府は緊急声明を発表し、
「沿海銀行は資金が十分にあり、
経営管理状況も良好だ」と強調し、
市民に「うわさを信用しないで、
冷静さを保つように」と呼び掛けた。
Investment Watchより

※関連記事見出し
中国射陽県で3日連続の取り付け騒ぎ、
預金者に対してパニックにならない
よう呼び掛け


こうした破綻の背景には やはり
大陸でも現金信仰は無くなっていないと
いうことがあるでしょう

中国や親中派らがやたらとモバイル決済や
ペイ関連カード化を推奨 礼賛する背景には
電子化して こうした動きを抑えて
おきたいという意図が透けて見えます


その他の経済関連記事を見たい方は
↓ ポチッとお願いします
にほんブログ村 経済ブログへ
にほんブログ村
PVアクセスランキング にほんブログ村


社会・経済ニュースランキング



当サイトのプライバシーポリシー

日本の政治で一番ダメなところ

人気の投稿