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2020年9月12日土曜日

〇日本.米国.インド.豪 四ヶ国同盟具体的に動き出す また印中国境も兵力増加が見られる


インドと米国が会談し、二国間の地域、
および多国間問題の範囲を議論しました



アメリカの代表団は、南アジアおよび中央アジア
担当ディーン・トンプソン国務次官補副首相および
インド太平洋安全保障局デビッド・ヘルビー国防副次官補
らです

そのうえでオーストラリアと日本との四国協議を
さらに強化することを決定しました。
両国の当局者はまた、コロナウイルスとの闘い、
テロ対策、南アジアとより広いインド太平洋地域に
おける最近の不安定化対策に対抗する取り組みに
関する問題についても議論しました。

米印包括的グローバル戦略的パートナーシップ


米国は、「主要な防衛パートナー」として、
インドの地位の重要性を強調した国務省に
よって発行された声明によると、軍への
軍事協力およびその他の防衛の優先順位を栽培します。

会議では、双方は、コロナウイルスとの闘い、
テロ対策、インドの国連安全保障理事会への加盟、
インド太平洋地域における優れた統治と持続可能な
開発への支援、そしてこれに対抗する取り組みを
含む、二国間、地域、多国間の問題について
話し合った南アジアおよびより広いインド太平洋地域
における最近の不安定化行動。

中国の南シナ海の主張は認めない
北京は、130万平方マイルの南シナ海のほぼすべてを
主権の領土と主張しています。

米国は、世界が中国に戦略的に重要な南シナ海を
「海の帝国」として扱うことを許可しないことを
主張しています。

国務省の声明によると、「両国(インドと米国)は
今年後半に2 + 2閣僚対話の準備を進めているため、
米国-インド-オーストラリア-日本四国協議を通じて
協議をさらに強化することに合意した」/ Epoch Timesより


これは2月に行われた米印会談の様子

この四ヶ国による対中の枠組みはアメリカが
打ち出していた ダイヤのエース戦略です
この構想が出てから数年たちますがようやく
具体的な形になってきました

インドの他は日本とオーストラリアなので
これは既に米国とはコンセンサスが出来上がって
いますので 四辺が揃うのも時間の問題でしょう



ところで そのインドですが中共軍との
緊張が高まっていましたが ここにきて
一応 外相同士の会談に持ち込まれました
外交的には緊張緩和を図るとしたが・・

これに関して まず9月6日に印中両国の
国防相同士がロシアで対談してましたが
この時は激しい非難で終始したようです


国境の守備隊を視察するシンイ印国防相

続いて12日にインドのスブラマニャム外相と
中国の王毅外相との会談では5つの点で
合意に達したとされています

これにはエスカレートの回避や両軍の
行動を調整させるなどの文言が入っていますが
撤退期日や両軍の規模といった具体的な
内容は見られない模様です

Indea Todayといったインド系メディアでは
ほとんど否定的な見解が多くのっています

実際に国境では 多数の兵力増強が見られます

中国、インド国境に兵士5万と戦闘機150を配備か
中国が中印国境の実効支配線付近に約5万人の兵士を
集結させ、さらにロケット弾や地対空ミサイルなど
各種戦闘機をおよそ150機配備しているIndia Today

中印間の現在の行き詰まりは「どのような方向にも
進む可能性がある」とし、両国間に地域全体または
局所的な衝突が発生する可能性を排除できないことを
示唆した。/ニューデリーテレビ(NDTV)

インド政府高官筋
中国軍がチベットで射撃訓練を行っており、ラダックから
アルナーチャルプラデーシュ州までの中印実効支配線沿いの
多くの場所でその音が聞こえるという。

このように圧力はむしろ強まっています

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#米印包括的グローバル戦略的パートナーシップ #防衛パートナー #日本 #米国
 #インド #インド太平洋 #オーストラリア #ダイヤのエース戦略 #戦争 #インド中国戦争 
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2019年10月7日月曜日

日本株は割安なのか? 動向を見る


2019年の春先頃は弱気だった日本の株式
ですがこのところ 日本株は割安という
記事が散見されます

本当かどうか 気になるところなので
少しまとめてみました

国内投資家、日本株に強気 
QUICK月次調査 8割が「割安」

ここ一年間の日経平均株価のチャート

国内の機関投資家の日本株に対する
姿勢がやや強気に傾いている。

QUICKが9日発表した9月の月次調査に
よると、投資家の当面の日本株の
組み入れ姿勢を示す値は10カ月ぶりに
高い水準になった。日本株の現在の
株価水準について8割の投資家が「割安」と
みており、買いを入れやすくなっている。

調査は3~5日に実施した。当面の日本株の
組み入れ姿勢を示す値は53.9と、
18年11月以来の高さとなった。日本株の
組み入れ比率を「引き上げる」との回答は
前月比10ポイント増の21%に上昇した。

投資姿勢改善の背景にあるのが、日本株の割安感だ。
日経平均株価の予想PER(株価収益率)と
PBR(株価純資産倍率)からみた現在の株価水準
について「割安」と答えたのは77%にのぼった。
「日本は景気後退に至っておらず、赤字企業も
多くないためPBR1倍台は割安だ」
(国内証券会社)との声が出ている。

業種別では「オーバーウエート(強気)」から
「アンダーウエート(弱気)」の回答を引いた値は、
「電気・精密」が3ポイント増の33%と、
14年12月以来、4年9カ月ぶりの高水準となった
日経より一部抜粋

日本株は割安、楽観主義者の見立てでは 
ここ3年間の円ドルレート


アベノミクスが目標を達成していないことは
事実だが、同時に首相の取り組みが完全な
失敗だと考えるのは厳し過ぎる評価であるのも
事実だ。
だが、20年近くに及ぶデフレの時期を経て、
インフレが全く起こっていないという事実は、
1つの勝利だと言える。

MSCIによれば、日本の1株当たり利益(EPS)は
このところ米国を上回るペースで上昇している。

財務省がまとめた統計によれば、金融業を除く
大手企業の営業利益率は昨年第2四半期につけた
過去最高の8.6%からさほど遠くない水準に達して
2007年の最高値である5.7%をはるかに上回る。

元日銀国際局長でオックスフォードエコノミクス
在日代表の長井慈人氏は、アベノミクスに
よる最大の変化として、円の過大評価の
修正を指摘する

円安は、輸出企業に最も追い風となった。
今夏のリスクオフの流れの中で、円相場の
上昇が比較的緩やかだったことは、円高に
日本株がさらされる恐れが少ないという
見方につながる。ただし、予断は禁物だ。

割安な株式を探す投資家は、市場全体の
バリュエーションに惑わされるべきではない。
MSCIジャパン指数の予想株価収益率(PER)は
13.3倍と、米国を除く世界の水準と同じだが、
米国の17.4倍に比べ非常に低い。

               失業率チャート

日本の金融株、産業株、自動車メーカーを
含む一般消費財株は、最も割安だ。
これら3セクターの合計は市場の半分に達し、
この比率は米、英、ユーロ圏や新興経済圏に
比べ高い。世界経済が上向けば、
これらの株式は値上がりするはずだが、
現時点で買い手は少ない/WSJより一部抜粋

初めの記事は 市場心理の改善を
二つ目の記事は予想株価収益率が
米に比べて 日本株は低いことを示しています

米中貿易紛争が続く中での 増税などの
ファクターに留意しつつ慎重な中にも 
ポジティブな対応をすれば 成果は
期待できそうです

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