2019年12月20日金曜日

ドイツ、ファーウェイの5G参加是非判断を延期 などファーウエィ関連まとめ


ドイツ、華為の5G参加是非の判断を延期

メルケル首相率いる中道右派のキリスト教民主・
社会同盟(CDU・CSU)は、第5世代(5G)
通信インフラ構築に向けたセキュリティー規則を
巡る決定を年明けに延期したもようだ

ドイツの5G製作は 米国と中国の板挟みと

なっています

ここで 過去のファーウェイ関連記事を

まとめておきましょう


企業秘密窃取(せっしゅ)から

中国軍研究協力まで ファーウェイの闇 

通信会社から排除要求決定 既存品も交換義務 

米国 ファーウェイ/ZTE購入に
補助金利用禁止 既製品もダメ 交換義務化へ 

アプリの抜け穴を塞がれた
ファーウェイ 米通信当局を提訴へ 

ドイツ右派躍進】 ファーウェイ排除の
可能性も【メルケル/CDUは第3党



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2019年12月19日木曜日

アマゾンが悪質レビュー対策へ "日本からのレビュー"と表示変更へ


当サイトでも 載せていたアマゾンの
悪質レビュー問題ですが 少し動きがありました


アマゾン「日本からのレビュー」の
フィルタ機能を実装か
一部業者の「やらせ」に対抗?


 Amazon(アマゾン)のレビュー欄で
「日本でレビュー済み」と表示されるようになった、
「日本からのレビューをすべて見る」という
機能が付いた、という証言が、
2019年12月中旬からネットで上がっている。

アマゾンジャパン
「よりよいお買物体験をご提供するため、
日々、様々な変更や改善を行っています」

管理者によるキャプチャ 確かに表示が変更されている

アマゾンのレビューが「日本でレビュー済み」
という表示になった、という趣旨の指摘は
、12月13日ごろからツイッターで一部ユーザー
から上がった。
また、「日本からのレビューをすべて見る」と
いう表示だったという声も同日から出ていた。

 ツイッター以外でも、ヤフー知恵袋では
12月16日、とあるユーザーが「日本でレビュー済み」と
いう国名が表示されるようになった、という趣旨の
指摘をしている。

   アマゾンを含む通販サイトの「レビュー」を
めぐっては、出品者側による不正な「やらせレビュー」の
横行が問題となっている。/J-Castニュースより



この表示が確認できないというユーザーも
いるようですが 自分の場合 確かにそういう表示でした

ユーザーごとになんらかの区分がされているのか
段階的に全ユーザーに広がるのかは不明ですが
悪質な 偽レビュー対策のひとつになると
思われます


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2019年12月18日水曜日

ボーイング社の新型737 MAX型機 一時生産停止へ 広がる影響



ついにボーイング社の新型737 MAXの
一時生産停止が決定しました
墜落事故以来 ボ社の株価も下落してきましたが
生産停止の余波は更に広がっています

GEにも大きな痛手
米航空機大手ボーイングが新型機「737 MAX」の
生産停止を決定したことは、米ゼネラル
エレクトリック(GE)のキャッシュフローに
大きな痛手となる公算が大きい。
737MAX問題はこれまで既にGEの財務状況を
圧迫している。

737 MAX用のCFMインターナショナルCFM56エンジンの内部構造

GEはフランスの防衛大手サフランとの
合弁会社を通じ、全てのMAX型機向けエンジン
製造している。ボーイングは4月、生産機数を
月間52機から42機に削減。
これを受け、GEのキャッシュフローは
四半期で4億ドル(約440億円)減少した

生産停止は長期化すればGEのキャッシュフロー
を一段と減少させる恐れがある。
現にアナリストらは、航空機の製造中の
ような支払いをGEが受け取れなくなると
警告した/WSJより

ANAも導入予定
同型機の最新のグラスコクピット

この737 MAX 8については ANAホールディングス
ANAHDも すでに20機が確定発注で残り10機が
オプションという状況です
ただ 今回の欠陥についてボ社では
わりと早い段階で把握していたのではないか?
ということも言われています

米ボーイング、16年に欠陥認識か 

エチオピア航空302便の同型機による事故


米ボーイングのテストパイロットが、
2度の墜落事故を起こした小型機「737MAX」の
欠陥について、2016年の時点で認識していた
可能性があると報じた。
事故原因とされる機体制御システムの問題を
指摘するメッセージを同僚に送っていたという
/ロイターより

これまでの各種報道から 管理者の立てた推論です

見えてきた要因

a ボ社は737型を改良するために 効率の良い
 CFMインターナショナル社製ジェットエンジン
 LEAP-1Bのファン直径68.1in /173 cmタイプを
 選択した(これにより直径が16cm大きくなる)

b 737型の脚の長さでは このエンジンを
 主翼下に収めることができず 前縁よりも
 かなり前に飛び出したレイアウトとなった

(C-2など大型輸送機に なぜ高翼機が多いかは
 このエンジンの地上とのクリアランスの
 こともあるわけです)

c そのために機体全体のバランスが変化し
 飛行中に機首上げ状態になりやすくなった

d そして それを補正するためにMCASが
 機首下げのコントロールをして 過度な
 迎え角を取らないようにするはずが 
 そこに不備 またはトラブルが発生した
 
二件の墜落事故は いずれも離陸から間もなく
発生しています
このように 過度な機首上げでAoA/迎え角が
大きくなりすぎると失速して揚力も失い墜落します
(戦闘機なら 余剰推力が大きいので垂直方向でも
ほぼ推力だけでロケット同様に上昇できる)

逆に 高度も無いのに 過度な機首下げに
なれば こちらも地面に激突します

ちょっと古い数値ですけど ジャンボのエンジンは
7t程度でしたから 双発なら14tぐらいになります
737MAXは乾燥重量で70t前後ですから 約二割の
質量の配置が変わることになるわけです

こうしてみるといまのところ これらの説が
有力かなという気がします

むろん ボ社は旅客機の老舗中の老舗なので
十分な対策はとったと思われますし 
737型も1967年の初飛行以来 一万4500機以上が
作られ飛行してきた傑作旅客機です

NASAが使用していた初期型

ピッチアップのこともわかっていたようですから 
想定しなかったなんらかの不具合が重なったとも
考えられます
完全な改修がなされれば 復活するものと
思っています

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2019年12月17日火曜日

ファーウェイ絡みでドイツを脅した中国  デンマークでも貿易とセットでごり押ししていた


イメージ画


親中派だったメルケルの勢力が衰えてきたせいか
中国のドイツに対する態度に苛立ちが見えます

中国は報復に出ると駐ドイツ大使警告
ドイツが5G通信ネットワーク機器の
サプライヤーからファーウェイを
除外するなら、中国は報復に出ると
中国の呉懇・駐ドイツ大使が警告した。

報復について具体的な説明はなかったが、
数百万台のドイツ製自動車が中国で
販売されている事実を指摘した。

ドイツでのイベントで、呉大使はビデオを
通じて、「ドイツ市場からのファーウェイ
除外につながる決定を同国政府が下した
場合、重大な結果を招くことになる」と指摘。
「中国政府は黙って見過ごすわけには
いかない」と言明した。

ドイツ連立政権内では、ファーウェイ排除を
訴える声が一部議員の間で強まっている。
ブルームバーグより

米中から決断せまられるドイツ

ドイツは難しい判断をすることになりました
米国/米軍からも ファーウェイを採用すれば
ドイツ軍との通信を断つという警告を受けています

その上に中国からもこうした脅しをかけられた
わけです さて メルケル政権はどっちを
取るんでしょうか?

また この他の国にも中国が貿易と華為を
セットで押し込もうとしていたことが
分かり問題となっています

貿易とファーウェイの強引なセット売り

中国政府が、デンマークの自治領の
フェロー諸島政府に対し、貿易協定を
ちらつかせてHuaweiとの第5世代移動
通信システム契約を迫っていたと報道された
このことは、内密に行われた会話の内容を、
地元テレビ局が誤って録音していたことに
より発覚した。

貿易省長官との会話の中で駐デンマーク
中国大使のFeng Tie氏がデンマーク政府に
対して「フェロー諸島の通信大手ForoyaTeleが
Huawei主導の5Gネットワーク構築を許可し
なければ、中国はフェロー諸島との自由貿易
協定を締結しない」と圧力をかけていたと
明かした。
フェロー諸島では11月11日にニールセン首相ら
とFeng Tie氏との会談が行われており
大使による強迫的な発言は この時に発せられ
たものと見られています。

ニールセン首相と会談した際の中国大使の
口調は「非常に強引」だったとのこと。

今回の音声記録により、中国がヨーロッパの
5Gネットワーク契約に口を挟んで、Huaweiを
ねじ込もうとしていることの最初の事例が
示された/デンマークBerlingske紙/GIGAZINE経由


これは地元テレビ局がお手柄でしたね GJ!

どんな商品でも 強引なセット販売は
嫌われるものですけど 国を挙げて
やってるとは さすが中共さんです

北欧では この他にも

レプティリカス/Reptilicus/ロケ画像の美しい
デンマーク唯一の怪獣映画だが 現実に
中共という怪獣が世界中で暴れている
 

●コペンハーゲン駐在のファーウェイ社員2人が
法律違反で国外退去になった

●ノルウェーの情報機関PSTがファーウェイ
と中国政府との密接な関係を「安全保障上、
深刻な懸念」と警告した
このようなこともありました

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2019年12月16日月曜日

日本の中国好感度 わずか15%程度 欧米でも対中感情が悪化へ


日本と世界で行われた中国への好感度チェックが
かなり凄い結果となりました

「良い」印象、たったの15%… 
世論調査に表れた日本人の中国不信


15%-。9月に実施された世論調査で
中国に「良い」印象を持つと答えた
日本人の割合だ。

日中両国は6月の首脳会談で、「自由で
公正な貿易体制」を協調して発展させる
ことを確認し、「世界の平和と安定」に
肩を並べて貢献していくと謳った
にもかかわらず、この数字である。


世論調査の細目から読み取れるのは、
国際規範を逸脱した行動を繰り返す
中国を本当に信頼できるのか-
という日本人の素朴な疑問だ。
言論NPO調べ/サンケイより


中国外交官は"低くてショック"と
言ったそうですが この低い数字は
むしろ当然でしょう

尖閣へ連日の中国の船舶が出現したり
香港での市民への暴力などを見れば
好感度が上がると思っているほうが
異常でしょう
しかもこの傾向は日本だけでなく
欧米でも顕著になってきています

対中感情が欧米で悪化、米加は過去最悪

一方 世界全体で見ると中国への
好感度は二極化しつつあるように
見えます

つまり嫌う国はより中国への忌避する
感情が高くなり 好意を持つ国はより
接近しているということです
具体的に見ていきましょう

中国を好ましくない国と答えた人の割合
アメリカで60%、カナダで67%となり、
それぞれ過去最高
日本では85%、スウェーデンでは70%、
フランスでは62%

中国への好感度の上がった国
イスラエルとポーランドでは11pt増加した。
ロシア、中東・アフリカ、中南米では
相変わらず好感度は高め

世界全体では総合すると嫌う国が41% 
好ましい国と思っているのが40%と
ほぼ拮抗するというおもしろい結果に
なっています

ただ好む国であっても好感度全体のptは
低下傾向ということはあります
例えばインドネシアでも17ptも下落しました
ピュー・リサーチセンター調べ/newsweekより

「アメリカ人の中国に対する見方は
どんどんネガティブになっている」

アメリカでは 中国を最大の脅威に挙げる
人が2007年より2倍に増えているようです


それだけではない影響

更にこうした影響は中国人の多く集まるところを
避けたり 中国製品の忌避行動に広がっています

※関連記事
4年連続で減少、日本人の「京都離れ」が始まった
2018年に京都市内の主要ホテルに泊まった
日本人客が前年比9.4%減で、4年連続のマイナス

中国製品不買行動
米下院外交委員会テッド・ヨーホー委員長は
中国の横暴を許す唯一のものは「資金」だとし、
圧力をかけるため、中国製品不買を呼び掛けた

しかし 大陸内でも中共の暴政に苦しんでいる
"人民"は多くいます 憎むべきは中共のやり方です

香港で民主派が掲げた 天滅中共 
この言葉を共有すべきでしょう

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2019年12月14日土曜日

英保守党が大勝でブレグジット前進 更に経済から防衛まで強化される日英関係



注目されていた ブレグジットを問う
イギリスの選挙で保守党が大勝しました 
それを含めて 今回は イギリスと
日本のかかわりを中心で見ていきます

英総選挙2019】 与党・保守党が大勝 
ブレグジットに「新たな信任」と首相

イギリス総選挙は与党・保守党が
下院(定数650)で過半数議席を獲得した。
来年1月31日までのブレグジット
(イギリスの欧州連合離脱)
を目指すボリス・ジョンソン英首相は、
「我々の『ひとつの国』保守政権は今夜、
ブレグジット実現へ強力な信任を得た
ようだ」と述べた。
保守党にとって1987年以来の大勝となった。
BBCニュースより



ブレグジットはあくまで英国の
内政問題ですので これに関しては
見守るしかないでしょう
このまま一本調子で行くかどうかは
不明ですが 日本の改憲同様に選挙で
民意が示されたことは間違いありません

また日本とイギリスは良好な外交関係を
続けていますが 近年は更なる関係強化の
動きが進んでいます

まず経済面では TPPに関して
日本側の歓迎の意が示されています

ジョンソン首相のもと、TPPに
英国参加なら心から歓迎=安倍首相


安倍首相講演で環太平洋連携協定
/TPPに 英国がジョンソン首相の
もと加盟するなら心から歓迎したいと述べた。
米国離脱後のTPP交渉を踏まえ、
日本は自由貿易の旗手として貿易ルールを
作る側に回ったと指摘した/ロイターより

これは台湾の時にも書きましたが
CPTPPで 参加国を増やしたい日本と
新たな国際的な貿易の枠組みへの
参加のメリットのあるイギリス
両国の目的は一致しているはずです

防衛関係でも強化の方向

更に軍事防衛面においても
日英は かつての同盟関係を
復活をおもわせるように活発化
してきています


平成30年度にインド太平洋方面
において派遣訓練部隊である
護衛艦「かが」や「いなづま」
らと共同訓練をするイギリス海軍
フリゲート艦「アーガイル」の様子

同様の訓練は陸自や空自でも行われて
いる上に より円滑化するための
「訪問部隊地位協定」を英軍と結ぶ
方向になっています

また兵装の共同開発も行われています

兵器の共同開発

最新鋭の空対空ミサイルミューティア改

これは英国等で開発されたミューティア
と呼ばれる中距離AAMに日本のセンサーを
搭載して 更に性能UPを図る計画で
本体の試射テストが行われる段階
までいっています

更により大きな話として 日本が
進めている新たな第五世代戦闘機
F-3(F-2後継機)ですが 英国も
テンペスト計画というものをもっています


日本はすでにX-2という実証機のテストを
終えた段階ですが これに英国側も参画を
打診しているとのことです

まだどうなるか詳細は不明ですが
一つだけ言えることは日本と英国は
島国で防衛する状況が 類似している
という点です 


古来より遠交近攻といわれます
たとえ住む場所は遠く離れていても 
やる気のある者同士が手を結ぶことは
大いに進めるべきではないでしょうか

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