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2021年2月16日火曜日

〇電通グループが過去最大の1595億円の赤字 その体質が問われている

なにかと話題になるの広告最大手の電通ですが 
大幅な赤字が判明しました
今回は電通に関する特集です

電通が過去最大となる1595億円の赤字 


電通グループが発表した2020年12月期連結決算は
、純損益が過去最大となる1595億円の赤字だった。
海外事業でブランド価値を示す「のれん代」の
減損処理を迫られたのが響いた。共同より

続いて 少し前に流れたテレビでゲーム関連
番組の製作に携わっていたジャンクハンター
吉田氏が書いた電通関連の記事もあげておきます

電通という企業の体質をよく表している
内容だと思います 長文なのでかなり抜粋
引用してあります

20年前、任天堂のゲーム番組制作した時、電通の中抜き
5割くらいだろうと思ってたら7割も中抜きされてた


ある日の番組会議で、電通関西のI氏が
書類を椅子の上に忘れていったことがありました。
ブリーフケースから機密書類と思われる書類が
剥き出しのまま置かれていて、覗き見しなくても
何が書かれているか、わかってしまったのです。

 なんと任天堂から電通関西が貰っている予算の
うち、たった3割しか制作費を落としていなかった
ことが判明しました。7割も中抜きです。せいぜい
5割の半々だろうと思っていのですが、
それが違った時のショックはまだ業界青二才な
自分にはショックでした。

収録現場に毎回来るわけでもなく大して仕事も
してないのに7:3の割合にはどうしても
納得が行きませんでした。
むしろ3:7だろと。それ以降、大手広告代理店の
やり方に疑問を抱くようになりました。任天堂が
番組にこんな予算出してくれていたのに、
「予算がない」というのは嘘だったんです。

(省略)

2016年には社員の過労死から強制捜査が入った

翌週から『マジック王国』という、初めて任天堂の
看板ゲームソフト『スーパーマリオ』の冠を外した
30分番組がスタートすることになりました。

山内社長は「ゲーム番組は終了する」と
言っていたので、新作紹介枠を設けることに
違和感はありましたが、どうやら電通関西は
山内社長のご機嫌取りをするべく、ジュニアが
初プロデュースするゲームボーイアドバンス
(GBA)専用ソフト『伝説のスタフィー』を
強固なIntellectual Property(IP)にする
ためつくられた枠であることがわかりました。


ある日の会議で私は「この番組構成で新作ゲームの
紹介が、マジシャンが手品披露した後でインサート
されるのって誰が喜ぶんですか?
ゲーム紹介だけが浮いてるんで、やめたほうが
いいんじゃないですか?」と自らリストラして
くれと言わんばかりの発言をしました。

それに対し、電通関西の責任者I氏は
次のように激高したのです。

「ジュニアが初プロデュースする『スターフィッシュ』
というゲーム(当時のワーキングタイトル)が控え
ているから新作紹介枠作ってるんだよ!
この枠なくなったらキミだって仕事なくなるだろう?」と、
いかにも仕事を与えてやっているんだという態度でした。
(省略)

電通、「2ちゃんねる」を2000年から脅威に
感じ始め、自演書き込みをして印象操作を行なっていた

これは現在の5ch だが aaを使えるスレもめっきり減った

「任天堂の山内社長が吉田君に対し激怒して
いる。と早く日本へ帰ってきてくれ」と。
意味がわかりませんでした。

帰国が4日後に迫っていたので予定通りに日本戻った
翌日、プロデューサーに「全体会議前に二人きりで
話がある」と呼び出しされました。
パソコンの画面を見せられて「この書き込みは
吉田君……が書いたはずないよね? 
僕はキミを信用して信じているから突如呼び
出したんだけど」と言うのです。

モニターには『2ちゃんねる』の「任天堂スレッド」に
スタフィーの情報が書き込まれていました。

電通のネット監視チーム


 『マリオスタジアム』時代から嘘ばかりついて、
上から目線で見下してくる電通関西とはそりが
合わなかったので、番組を降りたことで気持ち的に
はスッキリしました。
しかし、任天堂の山内社長からは誤解された
ままだったのだけは許せませんでした。
ところが番組をクビになってから数週間後、
プロレス好きという共通項があって親しく
させて頂いていた電通本社のS氏から電話があり、
衝撃的な事実を知ることになりました。


 S氏は私が山内社長からクビにされたことに
驚いて、番組に対し社内ヒアリングをし、
何があったのか調査したので話がしたいというのです。

 S氏は「電通的には任天堂がCMや雑誌広告等含め
超大口のスポンサーなので、山内さんのご機嫌を
取らないといけないから特に担当していたIは
必死だったんだろうけど、今回の件はやり
すぎていたと思う」とのことでした。

つまり、その情報漏洩事件で吉田が日本にいない
隙を見て2ちゃんねるにI氏が自分でスタフィーの
情報を書き込んで、それを吉田のせいにし、
山内社長へ報告。そしてクビにさせるという
単純極まりない自作自演を行なっていたということでした。

 S氏にどうしてそんなことがわかったのかを伺うと、
「電通は2ちゃんねるを2000年から脅威に感じ始めたと
同時に、秘密裏に自演書き込みをして印象操作を
行なっているチームがある」というのです。
そこからの情報でI氏が自作自演を行ったという
ことがわかったというのです。

ネット上で印象操作しているチームは、
ほぼ24時間体制で稼働していたそうです。
2ちゃんねる以外にも当時はネット掲示板が
隆盛していた頃だったので、それをすべて
網羅していたといいます。
自分たちが企業から請け負っているPR案件を
非難批判させないよう、または好印象を持た
せるよう、複数人で印象操作するという仕事で、
社内だけのインハウスで展開していたそうです。
biz-journalより引用

関連記事見出し
自民、電通へ100億円超/19年間 政党助成金から支出

この記事が事実とするなら 酷いものです
電通は中抜きはする 社員は過労死に追い込む
邪魔者は 自演書き込み工作で追い出す

これじゃあ まるでフロント並ですなぁ┐(´д`)┌ヤレヤレ

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2020年2月14日金曜日

電通が上場初となる赤字転落へ M&Aに絡むのれん代の減損が響く


広告業界 最大手の電通が上場以来
初めてとなる赤字となりました

電通、初の営業赤字転落 19年12月期、中国など不振

電通グループは12日、2019年12月期(前期)の
連結最終損益(国際会計基準)が808億円の
赤字(前の期は903億円の黒字)になった
ようだと発表した。

前の期比93%減の62億円の黒字としていた
従来予想から870億円下振れする。

オーストラリアで大口顧客を失ったほか、
中国で現地の広告会社との競争が激しくなり
19年10~12月期に約701億円ののれん減損損失を
計上する。

営業損益は33億円の赤字を見込む。
45%減の609億円の従来予想から、642億円に
下方修正した。
一方、売上高に相当する収益は3%増の
1兆478億円と、従来予想から130億円上方修正した。
19年秋のラグビーワールドカップ効果による
国内広告事業の好調を反映した。
日経QUICKより

上場以来初めての赤字へ

電通グループは12日、2019年12月期の
連結業績予想を下方修正し、純損益が従来の
62億円の黒字から808億円の赤字に転落する
と発表した。

営業損益は33億円の赤字(従来予想は
609億円の黒字)になる。
通期の純損益赤字は09年3月期以来で、
営業赤字は01年11月の上場以来初めて。
競争激化など中国や豪州の事業不振が影響した。

電通グループが19年12月期の業績を下方修正
するのは昨年の8月、12月に続いて3回目。
海外の不振を踏まえて事業の将来性を見直した
結果、ブランド価値に当たる「のれん代」を
減損処理して約701億円の損失を計上する
ことになった/共同より

記事から分かる通り 広告業での問題よりも
M&Aに絡む減損が響いています

ちょっと2016年度と古いデータですが 
電通は当時 国内で6番目にのれん残高の
多い7187億円でした

のれん代は 買収したスタートアップ企業の
買収代金の会計上の処理といえます

(元々の暖簾代 おたなを使用人に分けて
独立させてやるためのお金とは違います)

オリンピック招致時には こんな話題も流れた

買われた企業は 買った側の資産となるわけ
ですが これが例えば話題になったソフバンの
ウィーワークの時のように 見込まれた収益を
生み出さず買った価値より低い評価となると
大きな負担となります

そうなると 今回の電通のように減損会計
つまり資産を取り崩して損失に当てる
ことになります

圧倒的な資産額だが

電通の巨大さは 業界2位の博報堂と比較すれば
わかります

2018年度のデータですが 売り上げが1兆6000億円
総資産3兆1500億 (博報堂 売り上げ7000億
総資産6700億) と売り上げが2倍強 資産に
至っては4.5倍もあります

ですが この資産も積極的なM&Aに拠るところが
大きいので この分野で躓くと影響も大きいと
思われます
下方修正も三回目となっており 業界の巨人の
進撃も止まることもあるかもしれません 

もっともグーグルを含め海外の広告勢もいいとは
思えない面が多々あるので 難しいところです


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