ラベル brexit の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル brexit の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2020年2月1日土曜日

イギリスEU離脱 今後は日英関係強化へ TPP加盟などに向け外相会談も予定



武漢肺炎の大騒動の影に隠れがちですが
イギリスのEU離脱は歴史的なイベント
だと思います

英がEUを離脱、47年間の加盟に幕 通商協議焦点に
日本でもお馴染みの 蛍の光で欧州議会から
送り出されたイギリス代表

英国は31日午後11時欧州連合から離脱した。
EUの前身である欧州共同体(EC)から
47年間にわたる加盟国の地位に幕を下ろした。
ジョンソン首相は「新たな時代の夜明けだ」と
訴え、EUから権限を取り戻す意義を強調した。
離脱前と同じ環境が保たれる年末までに、
英・EU間で新たな経済・通商関係を築けるかが
大きな焦点となる。/nikkeiより

今後の日英関係
アイルランドの動きなどもありますが
気になるのはやはり今後の日英関係といえます

ジョンソン首相
「英国の潜在力、解き放つ」
日本と自由貿易協定締結に取り組んでいると表明


「ブリュッセルよ、見ているか。イギリスと日本は、
 EUとのものよりも巨大な協定を結ぼうとしている」と
題された記事を投稿。
「離脱後の英国がいかに力強く前進しているかを
EUや米国に示す為にも、日本にはイギリスと
貿易協定を結ぶ先駆者になってもらいたい、
とジョンソン首相は考えている」と伝えています。
英紙デイリー・エクスプレスなどより

もちろん日本側もwellcome という
方向で動いています

日本政府、EU離脱の英と経済
安保協力を強化へ 中国意識

日本政府は、英国のEUからの離脱を機に、
経済や安全保障の分野で英国との協力強化を
図る方針だ。
日英両政府はラーブ外相の2月来日を
調整しており、茂木敏充外相との会談では
貿易協定交渉の進め方などを中心に議論
するとみられる。

 茂木氏は31日の記者会見で「英国との
新たな経済的パートナーシップの構築に
速やかに取り組む」と述べ、貿易協定交渉に
意欲を示した。
日本政府は、英国が前向きな環太平洋連携協定
(TPP)への参加も後押しする考えだ。/時事より

さっそくの外相会談 経済や今後の防衛関係など
なかなかに注目される内容となりそうです

ちなみにトップ画は イギリスがぼかし処理された
オーストリア郵便局発行のEU離脱記念切手です


記事を見た方は↓ポチッ お願いします
にほんブログ村 経済ブログ 経済情報へ
にほんブログ村
PVアクセスランキング にほんブログ村


当サイトのプライバシーポリシー

2020年1月24日金曜日

イギリス】EU離脱法が成立 1月31日に正式離脱へ 更に右派躍進の欧州政界




長らく世界の耳目を集めていたイギリスの
EU離脱が 法的に成立しました

イギリス】EU離脱法が成立 女王が裁可

英下院はエリザベス女王が議会を通過した
欧州連合/EU離脱関連法案を裁可したと発表した。
これにより、英国のEU離脱を実行に移すための
基本法が成立した。

イギリス議会は22日、欧州連合/EU離脱協定を
法制化するための関連法案を可決した。

ボリス・ジョンソン首相

「ブレグジットのゴールラインを越えた」

イギリスは2016年に行われた国民投票でEU離脱を決定。
3年半以上をへて、1月31日午前11時に正式離脱する。

2月1日から、イギリスは11ヶ月間の「移行期間」に入る。
この期間はEUの法に従う必要がある一方、欧州議会など
EU機関に代表は送らない/時事より

後の歴史から見れば ひとつのターニングポイントと
なったといわれるかもしれません

またイギリスでは 情報機関や特殊部隊を
対ロシア向けに再編成する計画もあると
伝えられています

一方 一時は艦船拿捕などでロシアと触発の
状態までいったウクライナでは 航行の自由を
求める要請がだされました

ウクライナ】4国外相が共同声明発出 
露にアゾフ海への航行の自由保障を要請


ロシアがウクライナ艦を拿捕した様子

ウクライナ、エストニア、リトアニア、スウェーデンの
4国の外相は、ウクライナ情勢に関する共同声明を発出し
その中で、ロシア連邦に対し、国際法を尊重し、
アゾフ海にあるウクライナの港への船舶のアクセスを
保障するよう要請した。

ここからは更に欧州の政治近況を点描しておきます
トレンドは 右派系政党の伸長です

選挙でメルケル首相が所属政党CDUが第三党に
落ち込んだドイツ政界 連立する党にも余波が
及びました

ドイツ】独社民党SPD党首、連立懐疑派に 
ドイツのメルケル連立政権に参加する中道左派
SPDの二人の新党首ワルターボルヤンス氏と
エスケン氏は党大会で、当面現行の大連立政権に
とどまる方針を決定

SPDは、メルケル首相の保守、キリスト教民主同盟
(CDU)との連立政権下で存在感が薄れ、支持率が
急落した/共同

スペイン】総選挙、極右が躍進 与党は過半数届かず

スペイン総選挙(下院定数350)の結果
ペドロ・サンチェス首相率いる中道左派の
与党社会労働党が第1党を守ったが獲得した
議席数は120にとどまり、過半数には届かなかった。

一方、中道右派の国民党が解散前の66議席から
積み増し88議席を獲得し第2党になった。

極右政党ボックスが52議席と前回の倍以上を
獲得し、第3党となった

イタリア】与党と連立する左派党首辞任
左派「五つ星運動」のディマイオ党首は、
党首を辞任すると表明した。
リーダーシップの欠如で求心力が著しく
低下しており、党運営が混乱した責任をとる。
最大与党の党首辞任はコンテ首相政権に逆風となる。

ディマイオ氏辞任で連立政権は不安定さが増しそうだ
昨夏に野党に転落した極右「同盟」は国民からの
人気が依然高く、さらに勢いづく可能性もある。


チェコ】「中国信頼できぬ」「まるで子供のいじめ」
北京との姉妹都市解消、台北と協定

中欧チェコの首都プラハのズデニェク・フジブ市長が
北京と姉妹都市協定を解消して台北と協定を結んだ
経緯を明かした。「中国側は信頼できるパートナー
ではなかった」と述べ、対中不信をあらわにした。

各国でやる気のある右派が伸びています
右派といってもかつての全体主義とはもちろん違います
むしろ いままで左派傾向が強すぎた反動が
現れているという風に思えます

記事を見た方は↓ポチッ お願いします
にほんブログ村 経済ブログ 経済情報へ
にほんブログ村
PVアクセスランキング にほんブログ村

#brexit #EU離脱法成立 #VOX #イギリス #イタリア #ウクライナ #エリザベス女王 #ジョンソン首相



当サイトのプライバシーポリシー

2019年12月14日土曜日

英保守党が大勝でブレグジット前進 更に経済から防衛まで強化される日英関係



注目されていた ブレグジットを問う
イギリスの選挙で保守党が大勝しました 
それを含めて 今回は イギリスと
日本のかかわりを中心で見ていきます

英総選挙2019】 与党・保守党が大勝 
ブレグジットに「新たな信任」と首相

イギリス総選挙は与党・保守党が
下院(定数650)で過半数議席を獲得した。
来年1月31日までのブレグジット
(イギリスの欧州連合離脱)
を目指すボリス・ジョンソン英首相は、
「我々の『ひとつの国』保守政権は今夜、
ブレグジット実現へ強力な信任を得た
ようだ」と述べた。
保守党にとって1987年以来の大勝となった。
BBCニュースより



ブレグジットはあくまで英国の
内政問題ですので これに関しては
見守るしかないでしょう
このまま一本調子で行くかどうかは
不明ですが 日本の改憲同様に選挙で
民意が示されたことは間違いありません

また日本とイギリスは良好な外交関係を
続けていますが 近年は更なる関係強化の
動きが進んでいます

まず経済面では TPPに関して
日本側の歓迎の意が示されています

ジョンソン首相のもと、TPPに
英国参加なら心から歓迎=安倍首相


安倍首相講演で環太平洋連携協定
/TPPに 英国がジョンソン首相の
もと加盟するなら心から歓迎したいと述べた。
米国離脱後のTPP交渉を踏まえ、
日本は自由貿易の旗手として貿易ルールを
作る側に回ったと指摘した/ロイターより

これは台湾の時にも書きましたが
CPTPPで 参加国を増やしたい日本と
新たな国際的な貿易の枠組みへの
参加のメリットのあるイギリス
両国の目的は一致しているはずです

防衛関係でも強化の方向

更に軍事防衛面においても
日英は かつての同盟関係を
復活をおもわせるように活発化
してきています


平成30年度にインド太平洋方面
において派遣訓練部隊である
護衛艦「かが」や「いなづま」
らと共同訓練をするイギリス海軍
フリゲート艦「アーガイル」の様子

同様の訓練は陸自や空自でも行われて
いる上に より円滑化するための
「訪問部隊地位協定」を英軍と結ぶ
方向になっています

また兵装の共同開発も行われています

兵器の共同開発

最新鋭の空対空ミサイルミューティア改

これは英国等で開発されたミューティア
と呼ばれる中距離AAMに日本のセンサーを
搭載して 更に性能UPを図る計画で
本体の試射テストが行われる段階
までいっています

更により大きな話として 日本が
進めている新たな第五世代戦闘機
F-3(F-2後継機)ですが 英国も
テンペスト計画というものをもっています


日本はすでにX-2という実証機のテストを
終えた段階ですが これに英国側も参画を
打診しているとのことです

まだどうなるか詳細は不明ですが
一つだけ言えることは日本と英国は
島国で防衛する状況が 類似している
という点です 


古来より遠交近攻といわれます
たとえ住む場所は遠く離れていても 
やる気のある者同士が手を結ぶことは
大いに進めるべきではないでしょうか

記事を見た方は↓ポチッ お願いします
にほんブログ村 経済ブログ 経済情報へ
にほんブログ村
PVアクセスランキング にほんブログ村


社会・経済ニュースランキング



当サイトのプライバシーポリシー

日本の政治で一番ダメなところ

人気の投稿