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2019年10月9日水曜日

インドネシア高速鉄道 日本と合意 アジアで続く激しい受注合戦




日中が激しく争っていたインドネシア高速鉄道
が日本と合意に至りました
日本支援4600億円事業となる大型プロジェクトです
今回は高速鉄道をめぐる日本と中国との激しい
受注競争の話題についてまとめました 


高速鉄道合意 日本支援4600億円事業
首都ジャカルタと第2の都市スラバヤを結ぶ
既存鉄道の高速化計画




日本が支援しているインドネシア・ジャワ島の
首都ジャカルタと第2の都市スラバヤを結ぶ
既存鉄道の高速化計画に関し、両国政府が
建設方式で合意し、ジャカルタで政府間
文書に署名した。


インドネシア・鉄道の高速化区間
(ジャカルタ、スマラン、スラバヤ)ジャワ島

事業化に向けた調査を来年末まで行う予定。
インドネシア側は総事業費を約60兆ルピア
(約4600億円)と見込み、円借款を含めた
支援枠組みを協議する。


ジャカルタ―スラバヤ間の既存鉄道
(約720キロ)の列車の速度を最高時速
160キロに引き上げ、所要時間を現在の半分の
5時間半に短縮する。/ジャカルタ共同より

中国 新型車両投入
中国高速鉄道「復興号」登場
最高時速350キロで北京と上海を結ぶこの期待
の新型車両だがデビュー翌日に「49分遅れ 」
―中国メディアより

中国は技術とコスト面での優位を喧伝していますが 
ここのところ中国の鉄道輸出にはブレーキが
掛かってきました (列車だけに)

中国高速鉄道が失速、海外プロジェクト中止相次ぐ 
18件のうち5件が中止
   
中国の高速鉄道外交に否定的な動きが出ている。
フィナンシャルタイムズと戦略国際問題研究所
よると中国が海外で進めている高速鉄道の
プロジェクト18件のうち5件が中止された。
その規模は合計約2兆8000億円に上る

プロジェクトが中止となった理由は主に、
透明性の低さや工期の遅延、住民の反対などで、
中国のエンジニアリングやプロジェクト管理の
甘さを露呈する結果となっている。

中国高速鉄道に否定的事例が増えている
背景には集権的な政府が経済に深く関与し、
主導する中国独特の手法が、自由な競争を
進める欧米の経済的価値観とは相容れない
ことがあるという/多維新聞より一部抜粋

中国の鉄道に関しては性能うんぬんより
建設や運用まで含めた下記の実績を見て 
判断してください
18件のうち5件が中止なら27.7% 
つまり約三割が中止になっています

そんな中 新幹線の新しい車両の開発が
進められ成果を上げつつあります

日本 新型ALFA-X(アルファエックス)開発

重点的開発項目

(1) さらなる安全性・安定性の追求
(2) 快適性の向上
(3) 環境性能の向上
(4) メンテナンスの革新
JR東日本資料より一部抜粋


注目すべきは 90年代に開発されたSTAR21で
最高速度425Km/hを達成していているのに
それ以降の車両は 速度を400Km/hw程度に
設定されていることです 
これは最高速度が第一義ではなく 乗り心地や
安全性等がより重視されている現われでしょう


更に このALFA-Xでは新たな価値の提供を
目指すとのことなので 内部機能の充実が
図られるものと思われます

こうした日本の高速鉄道の開発成果が
冒頭に挙げた インドネシアでの採用や
インド,タイなどでの受注に繋がっています

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