ドイツの地方選挙で 右派政党が大きく
議席を増やしました
ドイツ州議会選、極右が再び躍進
メルケル氏のCDUは第3党に
ドイツ東部テューリンゲン州で実施された
州議会選挙は、連立を率いる極左の左派党が
第1党となり、極右の「ドイツのための選択肢
(AfD)」が第2党に躍進した。
連立を率いる極左の左派党が第1党となり、
極右の「ドイツのための選択肢(AfD)
が第2党に躍進する一方、メルケル首相
率いるキリスト教民主同盟(CDU)は
第3党に落ち込む見通しとなった。
AfDは9月に行われた東部ザクセン州と
ブランデンブルク州でも第2党に躍進して
おり、テューリンゲン州議会選では
CDUの退潮が鮮明になった。
出口調査に基づく予想でAfDは前回選挙の
2倍以上となる23.8%を獲得する見通し。
①
ドイツでは 極右と極左が票を分け合う形となりました
もっともAfDも 綱領を見ると極端な移民排斥などは
掲げておらず 極右というレッテル貼りはむしろどうか
とも思えます
これまで左寄りが強すぎたことへの反動もあるでしょう
そんな中で親中派の温床であった左派が後退
右派伸長の背景もあってか 再びファーウェイ
に関する問題もクローズアップされてきています
ドイツ、5Gでファーウェイ排除の可能性あり
ドイツのクランプカレンバウアー国防相は
安全保障上の懸念から、中国のファーウェイを
同国の第5世代移動通信システム(5G)の
構築から排除する可能性は依然としてあると述べた。
同国防相はサイバーセキュリティーの会議で、
リスクを最小限に抑えることが重要と指摘。
外国政府がドイツの重要なインフラに
アクセスできない5Gの安全基準を定めよう
としているとし、「それが不可能なら他国の
ようにファーウェイを排除する必要がある」
と語った。②/①②ともロイターより
|
式典中に何度も携帯のマナーモード状態に陥ったメルケル氏 |
この話は前からでていますが ドイツは米国の
ファーウエイ規制にはあまり追従しない姿勢を
示していました
しかし 親中親露のメルケル政権が弱体化した
こともあり 今後は厳しい方向に向かう可能性
があります
米国では商務省がファーウェイ関連46社を新たな
輸出管理対象にしていますし 特に軍関連としては
2018年にすでに米国防総省は世界中の米軍基地で
HUAWEI、ZTE製品の販売を止めています
更に欧州軍司令も強い口調で警告していました
ファーウェイ採用すればドイツ軍との
通信を断つ、米欧州軍司令官
米欧州軍のカーティス・スカパロッティ
司令官はドイツがファーウェイの技術を
採用した場合には、ドイツ軍との通信を
断つ方針を示した/afpより
長引くイギリスのEU離脱問題と
今回のドイツでの右派政党の躍進
頻発したフランスでの市民デモ
ヨーロッパの情勢からも目が離せません
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