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2020年5月27日水曜日

*中国ファーウェイ売上が1兆3000億も減少 更にイギリスも段階的に全廃に向けて動く



しばらく話題から遠ざかっていたファーウェイですが
ここにきて 売れ上げ急落の報が入りました

ファーウェイ売上1兆3000億急減、
これから米国の技術や特許も使用困難に


中国のファーウェイ(華為科技)の
輪番会長を務める郭平氏は、
米国が輸出禁止措置の強化を表明した
ことに対して「結局は米国自身の
利益を損なうことになる」とコメントした。

米商務省産業安全保障局は米国の技術や
装置を使用する半導体メーカーが
ファーウェイに輸出する場合、米政府による
輸出許可を必要とする新たな規定を発表した。

この規定は米国以外に生産拠点を持つ
メーカーにも適用される。
つまり米企業かどうかにかかわらず
米国の技術を使用する製品は全て、
ファーウェイに輸出する際に
米政府の許可が必要になるということだ。

例えば台湾の半導体大手TSMCがファーウェイ
傘下の半導体メーカー「HiSilicon海思半導体」
に部品を供給するのを、米国が阻止する
ことも可能になる。

約1兆3000億円も目減


郭氏によれば、米国の制裁対象リストに
加えられてから1年間にファーウェイが
受けたダメージは深刻なもので、
それを穴埋めするために研究開発費が
30%も膨れ上がったという。

「輸出禁止措置はファーウェイの事業に
多大な影響をもたらした。
昨年の事業計画の遂行にも支障をきたし、
売上高は業績目標より約120億ドル
(約1兆3000億円)も目減りした」jk japan

スパイ疑惑や米中貿易紛争の渦中にある
華為ですが 中共が政府機関に調達したり
した結果 2019年度の売り上げは伸びていました
しかし 20年度に入りやはりボディブローの
影響は隠せなくなってきています

※関連記事見出し
ファーウェイ「海外向けスマホ」低迷の深刻度 /財新

その上に イギリスも反ファーウェイ陣営として
2023年までに英国の5GネットワークからHuawei製品を
排除するための準備をしているとファイナンシャル
タイムスなどが報じました。

どうやら 3年間というスパンの中で
段階的にファーウェイと5G構築との関係を
断つ計画のようです



英国政府は3年以内に英国の5Gネットワ​​ークから
Huawei社を完全に段階的に廃止する計画を立てて
いると当局者が確認しています。

1月にジョンソン首相は、Huaweiの市場シェアを
35%に抑えながら、中国の通信機器メーカーに英国の
5Gネットワ​​ーク用キットの供給における限定的な
役割を与えました。
この規則は、データが保存およびルーティングされる
モバイルネットワークの重要なコアでの同社の
機器の使用も禁止しました

当局が確認したデイリー・テレグラフの報告によると、
今度は首相は新システムへの会社の関与に関する制限を
ゼロに引き締めるよう当局に指示した。
ジョンソン首相がが5G契約について常に「深刻な懸念」を
持っていたと報じました/Financial Timesなどより 



更にアンドロイドOSの使用禁止などに加え
台湾からのCPU調達もできなくなるなど 
今後もハードとソフトの両面から華為への
兵糧攻めが続くでしょう

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2019年10月24日木曜日

企業秘密窃取(せっしゅ)から中国軍研究協力まで ファーウェイの闇



ファーウェイ関連会社 企業秘密を盗む

中国のファーウェイの元従業員が共同で
創業した会社 CNEXから企業秘密を
盗み出したとの評決が米テキサス州
シャーマンの連邦地裁で下された。
両社はデータ記憶装置に関する内部の
情報が盗まれたと互いに主張していた。

3週間に及んだ裁判ではファーウェイが
世界的なテクノロジー業界において
ルール違反を繰り返しているとの
見方を裏付ける結論が出された。


これが共同で設立されたチップ製造会社 

ファーウェイは否定しているが、トランプ政権は
重要なスマートフォン試験テクノロジーを同社が
TモバイルUSから盗んだとして提訴している。
ファーウェイが自社の企業秘密が盗まれたと
訴えるのは珍しい/bloombergより

この訴訟のおもしろい点は ファーウェイと
共同して作った企業の双方が機密を盗んだと
訴えあったことです
しかし その過程でルールを破る行為が
日常的に行われていたことが判明しました

ソーシャルエンジニアリングの手口

ファーウェイが使ったとされる手法は
大掛かりなソーシャルエンジニアリング
/ソーシャルハッキングと呼ばれる手口でした

これはネットからのハックなどと違い
実際に工作担当の人間が電話 メール
更にターゲットに直接 接触して情報を
奪ったり クラックさせたりする手法です
特にパスワードを覗き見するというやり方は
単純なのに かなりな被害者を出しています


今回もまず華為の送り込んだエンジニアが
2016年6月に見込みの顧客になりすまして
ターゲットであるCNEXの幹部と会見して
企業秘密情報を入手しました。

それから そのエンジニアはCNEX社に
関するレポートを作成し、ファーウェイの
チップを開発する子会社であるHiSiliconに
渡しています

対立するライバル会社に対してならまだしも
共同で設立した会社にすら こんな手口を使う

本当に闇が深い連中だと思いますよ┐(´д`)┌ヤレヤレ

この他にも ファーウェイの絡んだ案件は
いくつも判明しています

ファーウェイの複数の従業員
中国軍の研究活動に協力していた
これは中国人民解放軍の情報系部隊
61398部隊の入っているとされる上海のビル

米国は安全保障上の懸念を理由にファーウェイの
通信機器を採用しないよう各国に働きかけている。
一部社員の中国軍との関わりが明らかになったことで、
ファーウェイ製品の排除が広がる可能性がある。

米ブルームバーグ通信によると、過去10年間で
無線通信やAIなど少なくとも10件の研究について、
ファーウェイの複数の従業員が中国軍に協力していた。
同社は報道を受け「中国軍の関連組織に研究開発で
協力することはない」との声明を発表した。
「従業員が個人として研究論文を発表している
ことには関知していない」とした。

ファーウェイの創業者である任正非CEOは、
会社設立前に中国軍工兵部隊の経歴を持つ。

米政府はファーウェイの通信機器に情報を抜き取る
「バックドア(裏口)」が仕込まれ、中国政府や
中国軍に利用される恐れがあるとの懸念を抱いている。
日経より

内部から余計なチップが出た出ないと肯定と
否定の記事が かなり散見されますが
このように裁判や従業員の活動からも 
ファーウェイの日頃の行いがどんなものか 
よーく解ると思いますね

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