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2020年1月27日月曜日

ソフトバンク社員 スパイ行為で逮捕 ロシアが狙った技術は5Gや顔認証か?



M&A絡みの損失など なにかと話題のソフバンですが
今度は社員のスパイ疑惑が持ち上がりました

ソフトバンクの機密情報、ロシアに譲渡か元社員逮捕

警視庁公安部は25日、勤務先だった通信大手、
ソフトバンクの機密情報を不正に取得したとして、
同社元社員、荒木豊容疑者(48)=千葉県浦安市=を
不正競争防止法違反(営業秘密の領得)容疑で逮捕した
同部は荒木容疑者が取得した機密情報を
在日ロシア通商代表部の職員らに渡したとみており、
調べを進めている。

逮捕容疑は2019年2月18日、自身が勤務していた
ソフトバンクのサーバーにアクセスし、
同社の営業秘密である機密情報など計2点を
複製し不正に取得した疑い。


公安部によると、荒木容疑者はロシア通商代表部の
現職職員の男に唆されて、取得した情報を
渡した疑いがあるという。
警視庁は外務省などを通じ、既に帰国した元職員の
男を含め2人を出頭させるようロシア側に要請した。

荒木容疑者は19年末に同社を退職しているという。
逮捕容疑について認めており、職員への情報提供に
ついても「現金を複数回もらったことがある」などと
話しているという。

ソフトバンクは「多大なるご心配とご迷惑を
おかけしたことを深くおわびする」とする
コメントを発表した。
無断に社外に持ち出されたのが作業文書などで
顧客の個人情報といった機密性の高い情報は
含まれていなかったとしている/nikkeiより

ロシアが狙った技術とは?
ソフバンとロシア 若干 意外な組み合わせに
思えます

これまでロシアが接触してきたのは
防衛関係者が多かったので 何を狙ったのか
ソフバンはあまり軍事系にはタッチして
いないので 少し意外性があります
ここで軍事面も合わせて少し考察してみましょう

世間一般の 脳内お花畑は無知ゆえに
"人殺しの兵器"などと口走りますが
現在 ドローンやIT器機など民生と軍事用の
垣根がほとんどないものも増えています

そんな中でロシアが欲しがっている技術は
5G関連と顔認証システムではないでしょうか?

民生分野で中国に水を開けられたロシア

ロシアが開発中の新型巡行ミサイル  ブレベストニク 
この研究は大きな爆発事故を起こした

ミサイルや航空宇宙分野 ジェットエンジン等
ではまだ中国に対して優位を保っている
ロシアですが 元々 民生品が弱い上に
5G関連などでは差が開いています

今回 逮捕された荒木豊容疑者の場合 
一介の民間人なのに「飲食のたびに金を
渡された」と度重なる慫慂があったことを
証言しています

よほど欲しい情報を持っていたとみるべきです

逮捕された男は"テクノロジーユニットモバイル
技術統括モバイルIT推進本部無線プロセス統括部長"
となっています 長いご立派な肩書ですねぇ

基地局の設置やソフバンが実用化した店外ATMと
モバイルを結ぶTwinアクセスといった情報を
欲したとも思われます

VRと高速通信の組み合わせは軍事転用の可能性

またソフバンは5GとVRを組み合わせたシステムの
テストをしましたが こんなのもドローン操縦や
各種戦闘訓練のシュミレータ等に応用できるでしょう
実際 第五世代機には教官の乗る複座機がなく 
基本シュミレータでおこなわれています

更にロシア垂涎の顔認証システム

ソフトバンクが立ち上げた完全子会社の
日本コンピュータビジョン
画像認識技術の開発や関連サービスを行う

また今回の荒木容疑者が関係していたかは
不明ですが ロシアが最も欲しがっている
ものに顔認証システムがあります

この分野でも 国民監視の総本山の
中共さんが先行しています


ルビャンカの連邦警備局(旧KGBに相当)
本部近辺ですら襲撃されたロシア 治安も課題の一つだ

支持率の低下 国内景気の低空飛行と治安に
悩むプーチンにとって 監視システムは
ぜひ欲しいものでしょう

ですからソフバンのハ 間違えた孫社長も
技術が悪用されないように 気をつけてください


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2019年10月16日水曜日

訴訟や政府機関での使用禁止 厳しい状況のファーウェイなど中国ハイテク機器



今回は 中国ファーウェイを中心に中国ハイテク
に関する記事をまとめてみました

5G以外の 既存スマフォに対してはいくらか
米国の対応がゆるんだものの 依然として
厳しい状況が続いています

ファーウェイなど5社 米政府機関での使用禁止

アメリカ政府は7日、この法律に基づいて、
政府機関で、中国の5つの企業の通信機器や
監視カメラなどの調達や使用を禁止すると表明した。


対象となったのは、ファーウェイ ZTE、
監視カメラメーカーのハイクビジョンと
ダーファ・テクノロジー、無線メーカーの
ハイテラで、2020年8月以降、米政府機関は
5社の製品を使用している世界中のあらゆる
企業との取り引きも禁止する/時事より

さらに技術へのスパイ行為関連での
摘発や訴訟が頻発しています

ファーウェイ巡る詐欺罪で中国人教授を起訴
米司法当局は、中国のファーウェイのために
米新興企業の技術情報を窃取したとして
民事訴追されている中国人教授のボ・マオ被告を
新たに刑事訴追した。

ボ・マオ被告に対する今回の起訴状には、
ファーウェイを特定していないが、シリコンバレーの
新興半導体企業CNEXラブズがファーウェイを
相手取って提起した民事訴訟と非常に似通った
状況が挙げられている。
テキサス州の陪審は6月、ファーウェイがCNEX
のソリッドステートドライブ(SSD)技術を
盗んだと判断した/WSJより

また9月に発表された新型機種でも
予想されていたように グーグルアプリなどが
搭載できず 要は中国大陸内だけの通話機と
なっている状態です

ファーウェイ グーグルアプリ設定できず 
スマホ新機種、米禁輸で

ファーウェイはドイツ・ミュンヘンで
高価格帯スマートフォンの新機種
「Mate 30」シリーズの発表会を開いた。
米国の禁輸措置の影響で米グーグルの正規の
アプリサービスを設定できず、独自対応を
迫られたトランプ米政権の圧力が主力の
スマホ事業にも響いた/共同より


前の記事にも書きましたが こうした状況下では
自分ならあえてファーウェイ製品には近づきませんね






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