2020年7月20日月曜日

〇中国大水害 三峡ダム危険水位15mに達し 安徽省では堤防爆破が行われる


まず概況ですが 大陸では433の河川で警戒水位を超える



洪水が発生し 33カ所で過去最高水位を記録しました
被災者は現時点で3400万人以上が発生しています



重慶では、8日「長江2020第2洪水」が発生しましたが
揚子江域でも17日、「揚子江2020第2洪水」が発生して
三峡ダムの流量が急速に増加していおり 危険水位15mを
超えています
この他に 大陸の各地で被害が拡大しています



そんな中で 今回は記事と画像共に安徽省を
中心に状況をみていきます


安徽省の状況


公式発表によると、現在 安徽省は、清義川、
水陽川、西河など19の河川と、潮湖、西子湖、
南義湖など5つの湖が警報レベルを超えており、
、淮河本流の王家場駅も警告水位を超えています。



また宜仙、六角、秀寧などの地域では、過去24時間に
200mmを超える雨が降っています。
防災緊急対応がレベル2に引き上げられました




気象局の予報によると、安徽省では18日と21日頃に
2つの豪雨があり、洪水防止と洪水対策の状況は
非常に厳しくなっています

ついに堤防爆破

ダイナマイトをセットする発破隊


破洪水放出地点は、泉州県武港鎮の河河と向河が
交差する地点で7月18日の朝と19日の午前中に



安徽省の職員が2回の爆破を行い 爆破孔から
干拓地へと洪水が流されました/ETtoday/看中国などより



かなりな荒療治ですが 故意に堤防を壊すことで
水流を分散させる方法のようです

しかし 一時的には水位は下がるでしょうが
今後も降雨が続けば防御力の減少した堤は
とても危険な存在となる可能性もあるでしょう

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2020年7月18日土曜日

〇三峡ダム警戒水位10m超え 武漢被害甚大 更に放水情報操作発覚か


おさまらない中国長江域を中心とした
大水害ですが 今回は河北各地の被害画像
などを交えて 見ていきます

三峡ダム警戒水準を10メートル超える


中国中央部の武漢市および安徽、
江西、浙江の各省は17日、大雨で河川や湖の
水量が増えたとして、最高度の警戒を必要と
する赤色警報を出した。



長江にある巨大な三峡ダムは下流の洪水リスクを
和らげるため放水を抑えており、水位は警戒水準を
10メートル以上も上回っている。




江西省にある長江の水流調節の機能を担っている
鄱陽湖では、警戒水位を2.5メートル超えている。
東部の上海に近い太湖でも安全とされる水位を
1メートル近く超えたため赤色警報を発令した。
ロイターより



中国南部の長江流域を中心に続いている豪雨は、
中国応急管理省の調べで、被災者が江西、安徽、
湖北省など27省市で延べ約3400万人に上り、
死者・行方不明者が140人を超えた。




長江中下流域周辺の一部地区では警戒レベルが
最も高い洪水警報を出した。




中国気象局の予報では、長江中下流域では
18日まで強い雨が続く見通し。
長江にある世界最大級の「三峡ダム」は
6月末から放水を始めたが、放水が増水に




間に合っておらず、警戒水位を上回っている。
新華社より

やはりあった情報操作



それから新唐人の中国禁聞で三峡ダムに関して
中共による情報操作があったとする報道がありました




三峡ダムを撮影した衛星写真を元インド空軍の
ビナヤックバート大佐が解析したところ
三峡ダムが6月24日には 既に放流を
始めていたことがわかりました



しかし、中国共産党は、三峡ダムの放水を
6月29日まで認めていませんでした
前出の新華社報道も "三峡ダムは
6月末から放水を始めた"と書かれています



現在の三峡ダム下流の洪水の一因がダムの
放水によるものもあるでしょう
中共の情報操作や隠蔽には注意が必要です

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2020年7月16日木曜日

〇中国南部長江域大洪水近況 更に日本の西之島大噴火まで


激しさを増す南部の洪水


中国南部洪水は激化し、水位は上昇を続けています。
7月14日、浦陽湖、九江および江西省のその他の
場所の水位は引き続き警告線を超えました。

安徽省の多くの住民が避難した。 気象局は、
ほとんどの南部の都市でも15日と16日には
大雨が降ると予測しています。



真的朦朧体的情景

新唐人電視台の"洪水下に見られた美学"と
題された 普段は見られない洪水の情景を
併せて載せておきます


中国各地で洪水、
長江の記録的な水位上昇で武漢も警戒 




中国中部および東部で洪水が相次いで発生し、
140人超が死亡または行方不明になっている。
主要河川や湖の水位は記録的な高さに達し、
当局はさらなる事態の悪化について警鐘を
鳴らしている。



新型コロナウイルス流行の発火点となった
武漢(Wuhan)には長江が流れており
、警戒を必要とする大都市の一つ。
人口1100万人の同市では長江の水位が
観測史上3位の高さまで上昇。
今週にかけてさらに上昇することが予想されている。




政府の集計によると、6月下旬からの豪雨に
よる死者行方不明者は141人で、3789万人が
被災し、住宅2万8000軒が被害を受けた。



先週から雨は激しさを増し、河川の水位が
急上昇。政府は警戒レベルを引き上げた。



水利省当局者は北京での会見で、33の河川で
記録的な水位にまで上昇し、計433の河川で
警報が発令されたと述べた。



大きな被害が出ている地域は中部の江西省、
湖北省、湖南省と東部の安徽省、浙江省、
江蘇省、重慶だという /AFPより

暫くは強い雨があるとのことで 
大陸の各地で更なる洪水が発生しそうです
続いて気象地学関連記事で噴火の話題です

おまけ記事
日本の西之島が成長を続けています

西之島が想像以上に大噴火


気象庁は観測船「凌風丸」で小笠原諸島・西之島
を近くの海上から観測した成果を公表した。
活発な噴火が続き、山頂火口から大量の火山灰を噴出。
夜間には赤熱した溶岩を上方へ200メートル程度
噴出したほか、噴煙付近で雷発生の様子も観測された。



西之島の噴火は断続的に活発化しており、
気象衛星ひまわり8号による観測では6月中旬から
ほぼ連日、噴火が確認されている。
7月4日には噴煙の高さが火口の縁から8300メートルに
達し、衛星観測で最も高い記録となった。/時事より




西之島は昨年末あたりから 活発な活動が続いています
2019年12月の噴火では 5日間の噴火で火砕丘の
北側山腹に新しく3つ目の火口が開いているのが
確認され このgif画像のように面積が拡大しました

今回の一連の噴火は 噴煙到達高度の新記録達成など
昨年のものより大きい模様で 更に面積の拡大が期待
されます

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2020年7月14日火曜日

*中国武漢なども水害 三峡ダムは警戒水位6.7m超え二日で3mも水位上昇



中国、観測開始以来の大雨 
33河川で水位過去最高を記録 



記録的な大雨に見舞われている中国では
33の河川で水位が過去最高を記録し氾濫が起きている。
大雨は今週も続く見込みという。

水利省の高官は会見で、河川の氾濫が起きやすくなる
時季に入った6月以降、433の河川、洞庭湖や鄱陽湖、
太湖などの主要な湖は軒並み警戒水位を超えていると説明。




氾濫対策が必要な7月下旬から8月上旬を前に長江や
太湖の周辺の状況は深刻だと述べた。
大雨の地域は中部から北部に移るとの見通しを示した。

平均降雨量は1961年の観測開始以来、最も多い。
政府は10日、死者・行方不明者が141人で、
経済損失は約600億元/85億7000万ドルとしていた。

三峡ダムは警戒水位を6.7メートル超える 

長江流域の河川管理当局はすでに湖北省の咸寧市、
江西省の九江市や南昌市など人口の多い地域も対象に
入れて「赤色警報」を発令した。
水利省によると、13日は70以上の観測地点で
警戒水位を超えている。

三峡ダムは、下流の水位が上がり過ぎないよう、
放水量を絞っている影響で警戒水位を6.7m超えた
ロイターなどより



前回 水害記事を載せた時には警戒水位を3.5m
超えた状態でしたから 二日で3m以上も水位が
上がってきています

この他にも 中国全土で豪雨被害により
死者不明者141人、約3800万人が被災しており
倒壊などで建物2万8千棟に及ぶ被害が出ています

武漢市内や漢口も水害

これは武漢市近郊の川が道路を超えて溢れる様子
白いのは土嚢のようで 途中で避難したようです

7月13日の時点で、揚子江水利ネットワークの
データは、揚子江の武漢の漢口駅の水位が
28.77mに達し、史上4番目に高いことを示しました。
撮影したビデオは、川の一部の区間がすでに
市の主要道路より高いことを示しています。



こちらは熊本 球磨川の堤防から水があふれ出す様子
比較のため 載せておきます

「長江日報」によると、武漢市街地の平均標高は
24メートルで、これは人の頭上の1階の高さの
上を流れる川に相当します。
紅峰は武漢に達し、数日をかけて通過します。

China Water Conservancyのサイトは12日、
武漢セクションの漢口駅の水位が7月14日までに
約29メートルに達し、史上3番目に高い水位に
達すると予測しています。



この12日に出された漢口駅周辺の水位予測は
正しく16日に水位が29mに達しました
しかし 武漢は本当にいろいろと起きますねぇ

さて そんな中で中共側のやや諦めに近い
発言があり 中国ネット上で話題になりました

網易という有名サイトで 以下のような発表が
なされました

「三峡ダムは最善を尽くしましたが長江の
下流の洪水を止めることができなかった。
これ以上は非難しないでください。」




この発言に対して中国ネチズンからは非難する
声がかなり上がっています

また三峡ダム設計の中心となった黄万里の縁者 
黄观鸿工学博士も「今回の洪水が三峡設計の
最大の欠陥を露呈した」と述べたとされています



更に 新唐人電視台によれば三峡貯水池の
水モニタリング情報サイトの取水情報が
13日の夜8時から突然シャットダウンしました
この停止は6時間あまりも続いたようです

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2020年7月12日日曜日

* 三峡ダム警戒水位3.5m超え 更に大陸最大の淡水湖鄱陽でも洪水発生



中国最大の淡水湖であるポーヤン(鄱陽)湖
(貯水量25.2km3)で大洪水発生の危機が迫っています

ポーヤン(鄱陽湖で洪水


江西省のラオ川の浦陽駅の水位は 1998年に
最高値を超え、で大洪水が発生する可能性があり
当局は緊急対応を最高レベルに引上げています。


7月9日ポヤン郡常州郷中州威で決壊発生
7月11日 鄱陽湖水位は1998年の歴史的な
極値を突破し、22.65メートルに達し、
警告線を3.15メートル超え、水位は上昇し続けました。










普段の鄱陽湖

江西省の他の3つの河川流域では、Poyang湖の水位は
警告線を2.94メートル超えて22.26メートルに達し、
これら3つの場所の水位は更に上昇し続けています。

当該地区の地方自治体は11日洪水制御に対する
第2レベルの緊急対応を第1レベルに上げました。
江西の5つの河川と揚子江域 浦陽湖では
流域全体で洪水が発生する可能性があり、
洪水制御状況は 非常に深刻となっています



公式データによると、11日の朝までに江西省では
5553万人が影響を受け、405,000人が再定住しました
影響を受けた作物の面積は443,400ヘクタールで
859戸の住宅が倒壊し、1,858戸の住宅がひどく
損傷し、6,466戸の住宅が全体的に被害を受けました。
経済的損失は60億2000万元でした。

続いて 三峡ダム方面の状況です

中国・長江流域で豪雨、被災3400万人
 

中国南部の長江流域を中心に続いている豪雨は、
中国応急管理省の10日までの調べで、被災者が
江西、安徽、湖北省など27省市・自治区で延べ
約3400万人に上り、死者・行方不明者が
140人を超えた。
長江中下流域周辺の一部地区では警戒レベルが
最も高い洪水警報を出した。


江西省上饒市では8日、堤防が約50メートルに
わたって決壊し、農地が浸水するなどの被害が出た。
土砂崩れも湖北省などの各地で起きている
応急管理省によると、これまでに約200万人が
緊急避難した。

これで江西省だけで被災者数は500万人を超え
湖北省200万人 総数は三千万から四千万人の
被災者となっています

「三峡ダム」は警戒水位超え


中国気象局の予報では、長江中下流域では
18日まで強い雨が続く見通し。
長江にある世界最大級の「三峡ダム」は6月末から
放水を始めたが、放水が増水に間に合っておらず、
警戒水位を上回っている。
警戒水位を流域にある三峡ダムでは貯水量が増え、
放水しても追いつかない状況。
水利省によると、3.5メートル上回っている
新華社通信などより

三峡ダムも能力ぎりぎりの放水を続けている
ようですが なんしろ 毎秒5万立方m
(50000m3/s)の流入量なので 水位は上がり
続けているようです

また一連の水害による経済的損失も膨れ上がって
きています

湖北省と江西省に最高警戒LV 赤色警報


中国の長江(揚子江)流域で豪雨による
土砂崩れが発生、過去2日間に流域の4都市が
最高度の氾濫警報を出した。

最も危険な状況であることを示す「赤色警報」を
出したのは湖北省と江西省の各2都市。

土砂崩れなどでこれまでに約140人が死亡または
行方不明となっており、中国中央テレビは10日、
一連の被害による経済損失は600億元(86億ドル)
を超える/ロイターより

このように現在だけで600億元/9000億円
なっています 

ちなみに この流域で最も被害の大きかった1998年の
大水害では 被害は29の省に及び 影響を受けた
人の数は2億2300万人で、4,150人が死亡しました。
直接の経済的損失は 2555億元/3兆8000億円余りで、
作物の影響を受けた面積は2229万ヘクタールでした

ですが今回は この1998年より酷いという話が
多いので損失額も ひょっとしたらこのままでも
5兆円くらい もしも三峡ダムが破壊されたら 
その何倍 何十倍もの費用が吹き飛ぶ可能性も
考えられます


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