2020年7月22日水曜日

〇中国水害地域が北上か 北京なども浸水へ 



うち続く中国の水害ですが どうも降水域に
変化が出ている模様です

水害概況


安徽省や浙江省などで被害は広範囲にわたり、
ハ陽湖の水位が観測史上最高の22.6メートルに
達するなど、30か所以上で観測史上最高水位を記録。

洪水の影響を受ける人は4000万人近い。
経済損失は700億元(約1兆732億円)という
推計も出ている/東方新報より




江蘇省水資源局と江蘇省水文学および
水資源調査局は19日の朝に発表しました
7月19日8時30分、長江の南京セクションの
最高潮は10.31メートルでした。



南京の最高潮は10.27mで 過去の最高記録より
0.05メートル高かった。



現在まで、歴史的に記録されている揚子江の
南京方面の最高水位は、1954年8月17日の10.22mです。
長江イブニングニュースより



そんな中でも気になるのは降水と水害地域が
北上の兆候をみせている点です
北京でも浸水する様子が伝えられています

首都北京も浸水





三峡ダムの状況


注目の三峡ダムですが 中共の広報は流入量の
減少を強調しています

長江第2号洪水は7月17日午前10時に三峡ダムに
到達し、18日ピーク時には毎秒6万1千立方
メートルに達し、1998年の洪水最大ピークの
6万3300立方メートルに迫った。

7月21日午前8時、三峡ダムへの流入量は
毎秒3万立方メートルまで減り、「長江2020年
第2号洪水」の水量のピークは無事、三峡ダムを
通過した。



今回の洪水において、三峡ダムは計107億立方m
もの水をせき止め、洪水ピーク流量低減率は
最大で46.7%にも達し/人民網より

しかし その一方で三峡ダムの構造の歪みを
公式に認めたのも事実です

新華社通信/中国官製メディアは、
7月18日三峡ダムの運営部門の観測記録で
「ダムの変位、漏出、変形」が見られたとした

危機を乗り切ったのか? 中共の情報操作か?
現時点ははっきりとしません

おまけ 水害点描的情景

水の中を進む河南の公共バス 




復旧中の重機まで流されてしまった



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2020年7月20日月曜日

〇中国大水害 三峡ダム危険水位15mに達し 安徽省では堤防爆破が行われる


まず概況ですが 大陸では433の河川で警戒水位を超える



洪水が発生し 33カ所で過去最高水位を記録しました
被災者は現時点で3400万人以上が発生しています



重慶では、8日「長江2020第2洪水」が発生しましたが
揚子江域でも17日、「揚子江2020第2洪水」が発生して
三峡ダムの流量が急速に増加していおり 危険水位15mを
超えています
この他に 大陸の各地で被害が拡大しています



そんな中で 今回は記事と画像共に安徽省を
中心に状況をみていきます


安徽省の状況


公式発表によると、現在 安徽省は、清義川、
水陽川、西河など19の河川と、潮湖、西子湖、
南義湖など5つの湖が警報レベルを超えており、
、淮河本流の王家場駅も警告水位を超えています。



また宜仙、六角、秀寧などの地域では、過去24時間に
200mmを超える雨が降っています。
防災緊急対応がレベル2に引き上げられました




気象局の予報によると、安徽省では18日と21日頃に
2つの豪雨があり、洪水防止と洪水対策の状況は
非常に厳しくなっています

ついに堤防爆破

ダイナマイトをセットする発破隊


破洪水放出地点は、泉州県武港鎮の河河と向河が
交差する地点で7月18日の朝と19日の午前中に



安徽省の職員が2回の爆破を行い 爆破孔から
干拓地へと洪水が流されました/ETtoday/看中国などより



かなりな荒療治ですが 故意に堤防を壊すことで
水流を分散させる方法のようです

しかし 一時的には水位は下がるでしょうが
今後も降雨が続けば防御力の減少した堤は
とても危険な存在となる可能性もあるでしょう

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2020年7月18日土曜日

〇三峡ダム警戒水位10m超え 武漢被害甚大 更に放水情報操作発覚か


おさまらない中国長江域を中心とした
大水害ですが 今回は河北各地の被害画像
などを交えて 見ていきます

三峡ダム警戒水準を10メートル超える


中国中央部の武漢市および安徽、
江西、浙江の各省は17日、大雨で河川や湖の
水量が増えたとして、最高度の警戒を必要と
する赤色警報を出した。



長江にある巨大な三峡ダムは下流の洪水リスクを
和らげるため放水を抑えており、水位は警戒水準を
10メートル以上も上回っている。




江西省にある長江の水流調節の機能を担っている
鄱陽湖では、警戒水位を2.5メートル超えている。
東部の上海に近い太湖でも安全とされる水位を
1メートル近く超えたため赤色警報を発令した。
ロイターより



中国南部の長江流域を中心に続いている豪雨は、
中国応急管理省の調べで、被災者が江西、安徽、
湖北省など27省市で延べ約3400万人に上り、
死者・行方不明者が140人を超えた。




長江中下流域周辺の一部地区では警戒レベルが
最も高い洪水警報を出した。




中国気象局の予報では、長江中下流域では
18日まで強い雨が続く見通し。
長江にある世界最大級の「三峡ダム」は
6月末から放水を始めたが、放水が増水に




間に合っておらず、警戒水位を上回っている。
新華社より

やはりあった情報操作



それから新唐人の中国禁聞で三峡ダムに関して
中共による情報操作があったとする報道がありました




三峡ダムを撮影した衛星写真を元インド空軍の
ビナヤックバート大佐が解析したところ
三峡ダムが6月24日には 既に放流を
始めていたことがわかりました



しかし、中国共産党は、三峡ダムの放水を
6月29日まで認めていませんでした
前出の新華社報道も "三峡ダムは
6月末から放水を始めた"と書かれています



現在の三峡ダム下流の洪水の一因がダムの
放水によるものもあるでしょう
中共の情報操作や隠蔽には注意が必要です

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2020年7月16日木曜日

〇中国南部長江域大洪水近況 更に日本の西之島大噴火まで


激しさを増す南部の洪水


中国南部洪水は激化し、水位は上昇を続けています。
7月14日、浦陽湖、九江および江西省のその他の
場所の水位は引き続き警告線を超えました。

安徽省の多くの住民が避難した。 気象局は、
ほとんどの南部の都市でも15日と16日には
大雨が降ると予測しています。



真的朦朧体的情景

新唐人電視台の"洪水下に見られた美学"と
題された 普段は見られない洪水の情景を
併せて載せておきます


中国各地で洪水、
長江の記録的な水位上昇で武漢も警戒 




中国中部および東部で洪水が相次いで発生し、
140人超が死亡または行方不明になっている。
主要河川や湖の水位は記録的な高さに達し、
当局はさらなる事態の悪化について警鐘を
鳴らしている。



新型コロナウイルス流行の発火点となった
武漢(Wuhan)には長江が流れており
、警戒を必要とする大都市の一つ。
人口1100万人の同市では長江の水位が
観測史上3位の高さまで上昇。
今週にかけてさらに上昇することが予想されている。




政府の集計によると、6月下旬からの豪雨に
よる死者行方不明者は141人で、3789万人が
被災し、住宅2万8000軒が被害を受けた。



先週から雨は激しさを増し、河川の水位が
急上昇。政府は警戒レベルを引き上げた。



水利省当局者は北京での会見で、33の河川で
記録的な水位にまで上昇し、計433の河川で
警報が発令されたと述べた。



大きな被害が出ている地域は中部の江西省、
湖北省、湖南省と東部の安徽省、浙江省、
江蘇省、重慶だという /AFPより

暫くは強い雨があるとのことで 
大陸の各地で更なる洪水が発生しそうです
続いて気象地学関連記事で噴火の話題です

おまけ記事
日本の西之島が成長を続けています

西之島が想像以上に大噴火


気象庁は観測船「凌風丸」で小笠原諸島・西之島
を近くの海上から観測した成果を公表した。
活発な噴火が続き、山頂火口から大量の火山灰を噴出。
夜間には赤熱した溶岩を上方へ200メートル程度
噴出したほか、噴煙付近で雷発生の様子も観測された。



西之島の噴火は断続的に活発化しており、
気象衛星ひまわり8号による観測では6月中旬から
ほぼ連日、噴火が確認されている。
7月4日には噴煙の高さが火口の縁から8300メートルに
達し、衛星観測で最も高い記録となった。/時事より




西之島は昨年末あたりから 活発な活動が続いています
2019年12月の噴火では 5日間の噴火で火砕丘の
北側山腹に新しく3つ目の火口が開いているのが
確認され このgif画像のように面積が拡大しました

今回の一連の噴火は 噴煙到達高度の新記録達成など
昨年のものより大きい模様で 更に面積の拡大が期待
されます

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