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2019年10月11日金曜日

狙われる日本の漁業資源 水産庁の取締船の多くはチャーター船




このところ 再びミサイル発射などを
行っている北朝鮮の漁船が日本の取締船と
衝突しました



 石川県・能登半島沖で北朝鮮漁船と
水産庁の漁業取締船「おおくに」
(約1300t)が衝突した。
北朝鮮の漁船は衝突で浸水し沈没した。

海保は巡視船などを現場に派遣。乗組員ら
約60人が救助され、命に別条はないという。

第9管区海上保安本部によると、衝突が
起きたのは能登半島の北西約350kmの沖合で、
日本排他的経済水域内にある大和堆海域の付近。



大和堆はイカ やカニなどが豊富な漁場で
北朝鮮の漁船が日本のEEZ内で違法操業を
繰り返しており、水産庁と海保が連携して
警戒・監視活動を行っている/時事より一部抜粋

この海域では9月にも 北朝鮮船から
銃口を向けられる事案が発生したばかりです

大和堆周辺では平成29年7月にも、水産庁の
漁業取締船が北朝鮮籍とみられる船舶から
銃口を向けられる事案が発生した/産経より

日本近海は水産資源めぐまれており
隣国の漁船が殺到しています

※関連記事見出し
好漁場、北朝鮮船が違法操業 
昨年5315隻に退去警告、放水威嚇 


この事件は もっと深刻な問題を露にします
日本の漁業資源が中国などに狙われているのに
それらを すべき取締船の数も少なく しかも
多くが民間のチャーター船ということです


非武装で危険な任務にあたる取締船

水産庁の取り締まり業務動画より

違法漁船の取り締まりをしている
水産庁の漁業監督官及び都道府県の
漁業監督吏員らは拳銃など銃器での
武装等は認められていません


水産庁取締船は非武装でボディアーマー
などの防具だけのほぼ素手で 
中国船や朝鮮船舶を相手に
最前線で戦っているわけです


実際 2018年には中国漁船による 
↓のような連れ去り事案まで発生しています




そんな中で水産庁と各地の漁協は外国船監視
などを行っていますが 広い海域をカバー
するのにはまったく足りていません
実際 漁業取締船44隻の内で水産庁自体が
所有している取締船は わずか7隻のみ
民間から「やまと」「むさし」「ながと」
などの37隻の船舶及び航空機をチャーター
して漁場監視に当たっています


今回 衝突した漁業取締船「おおくに」も
民間からのチャーターで乗組員も20人が民間人で
水産庁の職員は監督官が1人だけということです。



このままでは日本近海の魚はみな 大陸や半島に
持っていかれてしまうなんて悲観的な未来像が
浮かんできます

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