中国が11月の主要な経済指標を発表しました。
経済を下支えする固定資産投資が
低い水準にとどまり、長期にわたる
中国の景気低迷が、いっそう鮮明となっています。
中国政府がきょう発表した今年1月から
11月までのインフラ投資などを含む
固定資産投資の累計は、去年に比べて
5.2%の増加となりました。
統計が確認できる1998年以降、「過去最低」と
なった1月から10月までの水準と並ぶ低迷ぶりです。
一方、11月の工業生産は去年に比べて6.2%の
増加となり、先月から1.5ポイント持ち直しました。
ただ、アメリカとの通商摩擦の影響で、
依然として、自動車などの生産や消費に勢いが
みられず景気減速の長期化が鮮明となっています。
テレ東ニュースより
記事にある通り 中国の固定資産投資や
累計での自動車生産と販売数も減少でした
中国の自動車生産と販売数共に減少
11月の中国新車販売
前年同月比3.6%減の245.7万台
1-11月の累計生産台数
前年同期比9.0%減の2,303.8万台
累計販売台数
前年同期比9.1%減の2,311.0万台。
中国汽車工業協会より
中国で多数存在する建設の止まったゴーストタウン |
今後も3.8%前後程度になるだろう
という予測があります
また厳しい交渉の続く米中貿易紛争の
結果 当然のことながら中国の対米貿易も
大幅に減少してきています
中国の対米貿易15.2%減
中国税関総署は8日、中国の1~11月の
対米貿易総額が前年同期比15.2%減の4944億
5350万ドル(約53兆7千億円)だったと発表した。
長引く米中貿易摩擦の影響で、貿易の縮小が続いた。
米国からの輸入は23.3%減った。米国産
大豆などを中心に低迷が続いたもようだ。
マイナス幅は1~10月と比べやや縮小。
中国は米農産品などの輸入拡大を進めており、
11月単月では輸入がプラスとなった。
1~11月の対米輸出は12.5%減った
対米貿易黒字は7.2%減少して
2724億9600万ドルだった。/共同より
中国の地方銀行での取り付け騒ぎ |
中国産業界の低迷は隠せなくなってきていますが
それにつれて 金融のほうも取り付け騒ぎ
なども多く発生してきており 予断を許さない
状況となってきています
金融過去記事↓
中国の複数銀行が破綻 各地で取り付け騒ぎも発生する
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