今回はレアアースやレアメタルなどの
貴重な資源に関する話題です
中国によるレアアースの輸出制限や
韓国への高純度フッ化水素水の輸出規制など
記憶に新しいところなんですが 国際情勢の
緊張の高まりから 更に希少なマテリアルの
扱いが重要視されていきています
レアアースの外資規制を強化 政府、外為法に追加案
政府は19日までに、外為法で外国人投資家の
出資が制限される業種にレアアース(希土類)
などの資源調査に関わる2分野を新たに追加
する告示案を公表した。
レアアースは電気自動車などの生産に不可欠
な資源で、安全保障の観点から関連の国内企業
への外資規制を強化する。
追加する2分野は、資源調査船の運航や鉱物の
成分分析などに関係する業種と、離島の
港湾施設の整備を行う業種。9月16日まで
の意見公募を経て、11月にも適用する。
レアアースはハイテク製品の重要な素材だが、
中国からの輸入に依存している。安定的な
資源確保に向けて告示を改正し、国内企業の
資源調査能力を維持したい考えだ。
政府は、安保上で特に重要な技術を持つ業種を
「コア業種」とし、現在は武器や原子力関連など
14分野が対象。該当する企業の株式を海外投資
家が1%以上取得する場合、原則として国への
事前届け出が義務付けられている。
英、レアアースを国家備蓄へ EV戦略で中国の独占警戒
英国がレアアース(希土類)の国家備蓄を検討
していると伝えた。
中国による供給支配で英国の電気自動車(EV)
導入戦略が危うくなるとの懸念が高まっているためという。
同紙によると、民間企業省当局者がリチウムや
コバルトなどの重要な鉱物の入手を守るため、
複数の選択肢を協議している。
複数の政府消息筋によると、その一つとして
レアアース不足を回避するための国家備蓄を
始める可能性がある。英南西部コーンウォールで
可能性があるとされるリチウム鉱山のような
国内資源の確保や、民間企業と組んで海外からの
調達を確保する外交ネットワークの活用も
検討されているという/英紙テレグラフより
この他にも米国がオーストラリアと
手を組んで 新たに米国内での採掘や
豪州内のレアアースの鉱区開発に挑むなど
世界各国が中国のレアアースの戦略物資としての
扱いに対抗しています
米国防総省はオーストラリアのレアアース
(希土類)生産大手ライナスによるテキサス州
での軽レアアース分離精製施設の建設計画に
3040万ドルの資金援助をすることを決定した。
米政府は、中国が米国向けのレアアース輸出
停止措置をちらつかせてきたため、国内の
レアアース生産の増強に取り組んでいる。
ロイターより
健闘する日本の都市鉱山
米中貿易摩擦が繰り広げられていても
米国の中国からのレアアース輸入量は
増加傾向です
そんな中で 資源に乏しい日本がリサイクルに
よる都市鉱山でのレアメタル回収でかなりな
健闘を見せています
ガリウムGa 年間輸出量世界第6位 約10t/y
パラジウムPd 年間輸出量世界第6位 約7.7t/y
プラチナPt 年間輸出量世界第6位 約1.7t/y
この資源回収についてなんですが次回の
マテリアルウォー2ではトリチウムなどの
物質の資源化ついて取り上げます
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