ラベル ブリティッシュエアウェイズ の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル ブリティッシュエアウェイズ の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2020年5月1日金曜日

*独ルフトハンザ航空 破産も視野へ ストール/失速寸前の世界の航空会社



当サイトでもこれまで中国の巨大航空会社
海航集団/HNA Groupの破綻や韓国のアシアナや
大韓航空の資金注入を取り上げてきましたが 
いまや世界中の航空業界がストール/失速に
陥りそうな状態です

独ルフトハンザ航空、ドイツ政府との
資金調達交渉が決裂なら破産手続きも

ルフトハンザドイツ航空は、ドイツ政府との資金の
調達の交渉が決裂した場合、破産手続きも辞さない
考えであることがわかった。

ルフトハンザ・ドイツ航空とドイツ政府の交渉が
まとまり、政府が約90億ユーロ相当の支援を行う
ことで合意したと伝えていた。株式の取得と、
監査役会での1人から2人の指名が条件となるという。

すでにルフトハンザGは、ベルギー、オーストリア、
スイス政府に対しても、緊急融資を求めている。
4月23日に発表した第1四半期決算の速報値では、
調整後のEBIT(利払い・税引き前利益)は
12億ユーロの赤字だった。

手元資金は約44億ユーロで、今後数週間で大幅に
手元資金が枯渇するとしていた。

またエールフランスKLMグループはフランス政府と
金融機関から70億ユーロを調達した
ロイター/ファイナンシャルタイムズなど

この他にもドイツ銀行もゴタゴタ続きですが
ルフトハンザはドイツ航空界の顔ですから 
今後が注目されます 
また英国のブリティッシュエアウェイズも
厳しい状態となっています

ブリティッシュエアウェイズも大量解雇

イギリスの大手航空会社「ブリティッシュ・
エアウェイズ」が新型コロナウイルスによる
業績の悪化を受け、従業員1万2000人を解雇する
方針であることが分かりました。

ブリティッシュ・エアウェイズを傘下に持つ
インターナショナル・エアラインズGの
今年の第1四半期の決算は、約600億円の赤字と
なりました。

業績を去年の水準まで戻すには数年かかるとして、
ブリティッシュ・エアウェイズが全従業員の
約4分の1にあたる1万2000人を解雇する方針だと
しています/kbcより

さらに航空大国アメリカの巨人ボーイングも
737Max型の事故に続き 武漢ウィルスの悪い
気流に完全に巻き込まれました

米ボーイングなども逆風続き


ボーイングは2020年1~3月期決算を発表した。
新型コロナウイルスの感染拡大が追い打ちとなり、
純損益が6億4100万ドル(約680億円)の赤字
赤字は19年10~12月期に続き2四半期連続。

ボーイングを巡っては、2度の墜落事故で運航停止に
追い込まれた737MAXは生産も停止し、補償費用
などがかさんだ。

737MAXの運航再開に向けた承認の取得も
難航しており、経営再建はなお曲折が予想される。

ブラジルの同業エンブラエルから小型機事業を
事実上買収する計画は、資金繰りの逼迫から
撤回を余儀なくされた。
低燃費で需要が高まる小型機を強化する
戦略の練り直しも迫られている

一方、欧州航空機大手エアバスが発表した
20年1~3月期決算の純損益は4億8100万
ユーロ(約560億円)の赤字になった。
赤字は2四半期連続/共同より

しかし さすがは腐っても鯛のボ社 
資金は国に頼らずに自己調達した模様です

ボーイング 社債で資金調達

ボ社の過去一年間の株価推移

米ボーイングは30日、新たに総額250億ドル
(約2兆6000億円)の社債を発行すると発表した。

債券市場から巨額の資金を調達し、米政府が
用意した融資枠の活用は見送る。2020年に
入ってからの社債発行額としては最大となる
/日経より

ところでボ社は 戦略転換で小型機に力を
いれるとの意向を持っており そうなると
737MAX型を続けざるえないという
話も流れています

日本も例外ではない

日本航空が発表した2020年3月期連結決算は
純利益が64.6%減の534億円だった。
新型コロナウイルスの世界的な感染拡大で
旅客需要が急激に落ち込んだ。
20年1~3月期に限れば純損益は229億円の赤字。
四半期ベースで赤字に転落するのは、経営破綻を
経て再上場した12年9月以降で初となる


ANAの20年3月期、純利益75%減 1-3月期は
588億円の最終赤字
2021年3月末の旅客数は、前年度比で5-7割を見込む。
20年3月期の純利益が75.0%減となった/時事より

このように どこも惨たる状況となっています

冒頭にストール/失速に陥りそうだと書きましたが
ストールから回復できない機体は 揚力Lを失い
墜落してしまいます

いま各航空会社は そうした危険な状態に
近づいているといえるでしょう

※おまけ記事

旅客機メーカー記事などで 小型機とあるのは
一般に50席から100席以下の乗員数の旅客機の
機体を指します
大まかに100以下が小型 300以下が中型
300以上を大型という目安になるかと思います
それに対して セスナなどを含む10名程度の
小型機は 軽飛行機と呼ばれることが多いです
しかし 10~50席程度の飛行機も小型機と
呼ばれることがあり定義はちょっと曖昧です


記事を見た方は↓ポチッ お願いします
にほんブログ村 経済ブログ 経済情報へ
にほんブログ村
PVアクセスランキング にほんブログ村



#ルフトハンザ航空 #ドイツ #エールフランス #イギリス #航空会社
#ブリティッシュエアウェイズ #ボーイング #日本航空 #ANA #最終赤字 #
海外旅行 #飛行機 #航空機 #パイロット #乗り物 #乗り物のニュース
#乗り物の記事 #乗り物の話題

当サイトのプライバシーポリシー

日本の政治で一番ダメなところ

韓国との断交について

人気の投稿