宿敵インドと中国は幾度となく衝突を繰り返しています
6月にも ガルワン渓谷の夜間に 暗闇の崖っぷちで
両軍が入り乱れての戦いが行われました
しかも双方の申し入れによって 火器は封印され
棍棒や鉄棒に投石など また腕に覚えのある者は体術も
使ったでしょう まさに太古の戦場を彷彿とさせる
肉弾戦となったようです
暗く足場も悪い断崖沿いで 戦ったために
打撃そのものより 崖下におとされ絶命
や負傷をする者が数多く発生したわけです
今回はいまのところは小規模な衝突ですが
威嚇発砲などを行われた模様ですが状況については両者の言い分が食い違っています
インド側発表
9月7日の現地時間午後6 時頃、パンゴン湖の南岸にある
インド人兵士の駐屯地に50 ~60人の中国人兵士が現われた
印軍は直ちに中国人兵士に撤退を求めたが その際に
中共軍は空中に向け威嚇発砲をした/インドタイムスなど
中共側発表
インド陸軍が中印国境であるバンゴンクオ湖
(パンゴンツォ湖)不法に渡っていると述べ、そして、
交渉するために来た中国のパトロール部隊の将校に
対して発砲をした
そして 9日に中共側が増派した模様ですが
彼らは古式青龍刀(関羽の武器は青龍刀を柄に
つけた物とされる)や薙刀に近い 長柄の武器で
武装しているのが解ります
以前の衝突では棍棒や石などが許可されていた
ようですがいくぶん進化したようです
インドの反中感情はとても高い
今後 更に衝突がエスカレートする可能性も
十分に考えられるでしょう
一方 経済でもインドは我慢のしどころとなっています
1-3月期は昨年から続く景気減速に、インド政府が
3月最終週に実施した全土封鎖の影響が追い打ちと
なり民間消費と投資需要が悪化した。
4-6月期は全土封鎖の影響が本格化して二桁の
マイナス成長
21年度は経済正常化と前年からの反動増に
より成長率が+7.7%まで上昇すると予想する。
ニッセイ基礎研究所より
ただモディ政権の政府支出などにより
経済成長率は市場予想を上回っており
インドルピー相場も堅調な推移を示すだろうと
する予測が多くなっています
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