2020年9月10日木曜日

〇宿敵インドと中国が再び衝突 まっこう対立する両者の主張



宿敵インドと中国は幾度となく衝突を繰り返しています

6月にも ガルワン渓谷の夜間に 暗闇の崖っぷちで 
両軍が入り乱れての戦いが行われました



しかも双方の申し入れによって 火器は封印され
棍棒や鉄棒に投石など また腕に覚えのある者は体術も
使ったでしょう まさに太古の戦場を彷彿とさせる
肉弾戦となったようです




暗く足場も悪い断崖沿いで 戦ったために
打撃そのものより 崖下におとされ絶命
や負傷をする者が数多く発生したわけです

今回はいまのところは小規模な衝突ですが
威嚇発砲などを行われた模様ですが
状況については両者の言い分が食い違っています

インド側発表


9月7日の現地時間午後6 時頃、パンゴン湖の南岸にある
インド人兵士の駐屯地に50 ~60人の中国人兵士が現われた
印軍は直ちに中国人兵士に撤退を求めたが その際に
中共軍は空中に向け威嚇発砲をした/インドタイムスなど

中共側発表


インド陸軍が中印国境であるバンゴンクオ湖
(パンゴンツォ湖)不法に渡っていると述べ、そして、
交渉するために来た中国のパトロール部隊の将校に
対して発砲をした

そして 9日に中共側が増派した模様ですが
彼らは古式青龍刀(関羽の武器は青龍刀を柄に
つけた物とされる)や薙刀に近い 長柄の武器で
武装しているのが解ります

以前の衝突では棍棒や石などが許可されていた
ようですがいくぶん進化したようです


インドの反中感情はとても高い

今後 更に衝突がエスカレートする可能性も
十分に考えられるでしょう

一方 経済でもインドは我慢のしどころとなっています

 1-3月期は昨年から続く景気減速に、インド政府が
3月最終週に実施した全土封鎖の影響が追い打ちと
なり民間消費と投資需要が悪化した。

4-6月期は全土封鎖の影響が本格化して二桁の
マイナス成長

21年度は経済正常化と前年からの反動増に
より成長率が+7.7%まで上昇すると予想する。
ニッセイ基礎研究所より

ただモディ政権の政府支出などにより
経済成長率は市場予想を上回っており
インドルピー相場も堅調な推移を示すだろうと
する予測が多くなっています



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