2019年12月10日火曜日
やらせレビューやコピー商品の溢れるアマゾン 悪質なサイト指定か!?
今回はトランプ政権が通販のアマゾンを
コピー商品が氾濫する悪質なサイトである
「悪名高き市場」に指定する可能性があると
いう内容です
実際 ちょっと検索するとアマゾンでの
コピー商品や 廉価商品へのやらせレビュー
など多くのネガティブな内容がhitします
どうして こうなったのか?
この話はいろいろと前フリがありますので
まずは アマゾンと中国との経緯から
見ていきましょう
まずはアマゾンが中国大陸における通販事業から
撤退した時の記事を再録しておきます
通販大手アマゾン 中国撤退
アマゾンは2004年に中国のネット通販企業を
買収して市場に参入したが、アリババや京東集団
などが安売りや物流事業の強化で急成長。
昨年のアマゾンのシェアはわずか0・7%だった。
共同より一部抜粋
EC業界 全体のシェア28% 日本でも20%前後で
楽天とトップシェア争いをしていることを考えると
0.7%というのは 衝撃的な数値だと思います
このアマゾンの撤退は 努力不足の面より
中国の根強い反米感情などに加えて
米中貿易紛争で 中国内景気が悪化したと
同時に米国対抗意識が強まり一種の不買/
忌避行動という側面もあったでしょう
しかしです 話はこれで終わりません
むしろ日本を含め世界のコンシュマーに
とって 非常に悪い方向に向かいました
この原因の一つを指摘する記事があります
アマゾン上の問題商品、中国業者誘致背景
中国でのネット通販事業の確立を目指した
アマゾンの取り組みは現地事業の大部分を
閉鎖したことで頓挫したように見えた。
しかし実際には、アマゾンの中国事業は
かつてないほど大きくなってる。
中国のメーカーや販売業者を積極的に勧誘し
、中国以外の消費者に商品を販売するよう
促してきたからだ。
そして、これら販売業者の出品物が今、
アマゾンのサイト上で見つかった問題ある
商品で高い比率を占めるようになっている。
WSJより抜粋
つまり 大陸から実質的に追い出された
アマゾンは売上欲しさに 中国人バイヤーを
積極 勧誘してきたわけです
その結果がどうなったか?
中国人バイヤー部隊を登用した結果
アマゾン市場には コピー品や粗悪品が
溢れる事態となりました
アマゾンは「偽の5つ星レビューだらけ」
アマゾンのレビュー欄に、虚偽の「5つ星」
最高評価が数多く見られると、イギリスの
消費者団体「Which!」が指摘している。
「Which!」によると、スマートウォッチ、
ヘッドホンやなどの人気商品のうち、
アマゾンで高評価を受けているのは、
有名ブランド製ではなく 耳慣れない
メーカー製のものがほとんどだという。
そうした製品レビュー12000件を調べたところ、
大部分(87%)は書き込んだ人が実際に商品を
購入したのかわからなかったという。
439件のレビューが全て「5つ星」
「Celebrat」という無名メーカーのヘッドホン
については439件のレビューが出ていたが、
全て「5つ星」最高評価だった。
どのような人が書いたのか確認できず、
しかも同じ日に投稿されており
機械で自動的に出されたものとみられるという。
BBCニュースより
同様の不正行為は日本でも横行しています
実際 ↓のような見出しが数多くhitします
なぜAmazonは中国製の粗悪品だらけになった?
アマゾンを通して日本に粗悪品がばらまかれている
Amazonのやらせレビューが酷すぎ!
中国人サクラの正体と手口
中国人だらけになっている
その結果が「悪名高き市場」指定候補となるわけです
アマゾンは模倣品市場? トランプ政権が指定検討
トランプ米政権がネット通販大手アマゾンの
一部の海外事業を対象に、模倣品を扱う
「悪名高き市場」リスト入りを検討している
トランプ大統領とアマゾンの新たな
対立点になる可能性がありそうだ。
このリストは模倣品や海賊版を販売している
市場が対象で、米通商代表部が毎年公表。
最近のリストには、中国のアリババグループの
傘下サイト「淘宝(タオバオ)」が掲載。
リストに入ると、企業ブランドが傷つく恐れがある。
WSJは7月、アマゾンで低価格の模倣品が
出回っていると報じていた。アパレル業界団体が
アマゾンの英国やカナダ、ドイツなどの事業が
大量の偽物を扱っているとして、リストに
加えるようUSTRに求めていた。/WSJ共同より
世界規模に膨れ上がったアマゾンですが
このままでは 爪を伸ばしすぎて痛い目に
遭うことになりそうです
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日本の政治で一番ダメなところ
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