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2022年7月7日木曜日

#電力をウクライナから購入する逆転発想 また #ガスもトルコ経由の脱ロシアライン計画が進む


今回は逼迫する電力やガスなどの #エネルギー関連
に対しての対応策についての話題です



#フランス電力完全国有化へ 燃料価格高、温暖化対策で
フランスのボルヌ首相は仏政府が株式の約84%を
保有するフランス電力(EDF)について100%
国有化する方針を表明した。
#ロシアのウクライナ侵攻 などを受けたエネルギー
価格高騰や温暖化対策に対応する狙い/パリ時事


こうした #電力逼迫 の要因のひとつとなっている
ロシアの侵略戦争ですが独シュルツ首相はロシアは
エネルギーを武器として利用していると強く非難しています

そんな中で逆転の発想というか 多数の避難民が
出たせいで国内需要の減っているウクライナから
電力を購入しようとする計画があります

#ウクライナから電力購入計画

欧州は今冬の電力不足を防ぐため、通常では
考えられない国に支援を求めている。
戦乱に見舞われたウクライナだ。

ロシアが暖房設備や発電所の動力源となる天然ガスの
供給を絞る中、欧州連合(EU)加盟国とウクライナ
政府は #ウクライナの送電網をEUと本格的接続する
計画を加速している。
このプロジェクトは、ウクライナがロシアによる
インフラ攻撃を受け、大規模な停電に備えていた
戦争初期からの目覚ましい転換を示す。

数百万人が国外に避難したウクライナは現在、
余剰電力を抱えており、当局者によると、
同国はこうした電力を販売することで何十億ドルもの
利益を得て戦費に充てられる可能性がある。


これは とても妙手といえるでしょう
事実 ウクライナと接続する送電ルートはすでに
始まっています


ウクライナと接続する送電ルート


Continental European Energy System /ENTSO-E
は、6月30日に #ウクライナとEU間の商用電力交換
の開始を発表しました。


「欧州送電系統運用者(TSO)は、ウクライナと
近隣諸国との間の商用電力交換の第一段階を
確実にするための技術的前提条件がすでに
満たされていることを確認した」と声明は述べた。

「 #ウクライナ/モルドバの電力システム との
商用交換の開始は、ウクライナとルーマニアの
交差点で6月30日に予定されています


ウクライナ-スロバキア、ウクライナ-ハンガリー、
モルドバ-ルーマニア間での電力取引は、今後に
開始される予定です。

総貿易能力は、最初のフェーズで100MWに
設定されます。
この初期段階の後、エネルギーの安定性とセキュリティの
考慮事項に基づいて、取引能力の段階的な増加が定期的に
評価されます。

これら2か国のエネルギーシステムをヨーロッパと
統合する次のステップであり、EUの候補国の地位を
獲得した今、特に重要です


ロシアがウクライナに対して攻撃を続けている
状況では、電力貿易の段階的な増加が重要です。

これにより、ロシアの攻撃により国内の収入が
減少した状況で、ウクライナはエネルギーシステムを
支援するために利益を上げることができます。
同時に、価格が非常に高いときにEUが追加の電力を
利用できるようになります」EU委員会カドリシムソン氏
EuropeanTruthより

#ウクライナがヨーロッパの発電所 となれば
ますます守り抜かねばならない価値が付加されます
また当のウクライナも支援されるばかりではなく
欧州の電力供給地となれば 兵士らの戦意も
更に高まるでしょう


一方でサハリンの利権や天然ガスのノルドストリームなど
資源をちらつかせて脅しをかけてくるロシアに対して 
#脱ロシアパイプライン確保計画 も進んでいます 


脱ロシアラインの確保も進む

黄色がウクライナ-モルドバの電力ルート
赤色がトルクメニスタンからトルコまでの
パイプラインのイメージ


トルコはトルクメニスタンから天然ガスを
輸送する #アナトリア横断パイプライン
#TANAP を通す可能性を検討しています。

FuatOktay/フアット・オクタイ副大統領は、アシガバート
商工会議所で開催されたトルコ政府間経済協力委員会
(HEK)の会合の冒頭で

「トルコ、アゼルバイジャン、トルクメニスタンの
協力のおかげで、トルクメニスタンのガスをTANAPを
介してポンプで送ることにより、アナトリアに輸送する
ことができます」と述べています。



以前、トルコの企業BOTAŞは、2022年1月1日の時点で、
TANAPパイプラインを介したヨーロッパへの天然ガス
輸送量が105億立方メートルに増加し、2つのラインの
合計スループット容量が162億立方メートルに達した

TANAPは、アゼルバイジャンからトルコを経由して
ヨーロッパに至る #ガスパイプライン であり、
#アゼルバイジャンのShahDeniz油田 からガス輸送します。

2018年から動作します。操業初期のガスプラントの
計画容量は、年間160億3^mの天然ガスであり、
2023年にはさらに230億3^mに増加します
アナドル通信/ウクルインフォルム



トルコまでパイプラインが通じれば その先は一応
オーストリアまで"ナブッコパイプライン"計画が
予定されていましたが まだできていません


しかし 今回の戦争で停滞していた計画も前進する
可能性もあるでしょう

( ´ⅴ`)<ナブッコ 早く来ないかなぁ・・

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