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2020年9月14日月曜日

〇日本と英国 経済連携協定EPA合意へ 自動車や鉄道部品の関税即時撤廃


今回はイギリス関連記事を中心に載せていきます

日本と英国 新たな貿易協定EPAで大筋合意

日本と英国の両政府は新たな貿易協定について
大筋合意に達した。

英政府によると、貿易協定の正式署名は10月に
日本で行われる見通し。

その後はそれぞれの議会承認を経て、来年1月1日の
発効を目指す。新たな協定には、日立製作所や
日産自動車など英国進出企業に恩恵のある関税の撤廃が
盛り込まれた。

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日本政府によると、日本から英国に輸出される
鉄道車両や鉄道部品の関税は即時撤廃されることになった。
これに対し、2019年に発効した日本とEUの
経済連携協定(EPA)では、ドイツ総合電機大
手シーメンスやフランス鉄道車両大手アルストムなど
競合企業への配慮で13年目にようやく撤廃される予定だ。
ロンドン時事より


日英EPAで大筋合意 自動車・鉄道部品の関税即時撤廃


日英両政府は経済連携協定(EPA)の締結で大筋合意した。
日本とEUとのEPAの優遇関税をおおむね踏襲する。
英国への輸出について鉄道車両や自動車部品の一部は
新たに発効後すぐに関税を撤廃する。
署名と議会の承認を経て2021年1月1日の発効を目指す。

茂木敏充外相とトラス国際貿易相がテレビ電話で
大筋合意を確認した。

茂木外相
「日EUの下で日本が得ていた利益を継続し、
英国にある日系企業のビジネスの継続性も
確保することが可能となる」

トラス外相
「英産業界に新たな勝利をもたらす」

主な合意点


日本から英国に輸出されたClass395

◇日本製乗用車の英国への輸出にかかる関税は、
 対EUと同様に引き下げて26年2月に撤廃する。

◇鉄道用車両や部品、電気自動車に使う電子制御盤は
 即時撤廃する。
 航空機向けのターボジェットエンジンも同様の
 扱いとする。

◇日本の農産品輸入について新たな
 低関税の枠は設定しない。

 英国産ブルーチーズなどの輸入はEUとの
 協定で定める低関税を保証する
 各年度に、日EUで定めた低関税枠の輸入量に
 達しなければ事後的に低い税率を支払う仕組みを
 想定する。

◇デジタル分野のルールでは政府が企業に情報開示を
 要求するのを禁じる対象に人工知能などのアルゴリズムや、
 企業の技術や情報を秘匿するための暗号も含める
 日経より引用

これまで日本の輸出品といえば自動車でしたが
鉄道車両やターボジェットなどの品目が新たに
伸びていくのは とても良いことだと思います



ちなみに今後 日本と中国が火花を散らしそうな
分野にリニアモーターカーがありますが
この磁気浮上式鉄道の原理的モデルは
1914年に、イギリスのエミール・バチェレット
(Emile Batchelet) が行った電磁誘導反発式の
磁気浮上リニアモータの実験が始原とされています

一方で ブレグジットではまた一波乱ありそうな雲行きです
 
合意なきブレグジットのリスク高まる
ジョンソン英政権がEUと結んでいた離脱協定の一部を
骨抜きにする「国内市場法案」を下院に提出したことで
、EUが猛反発し、自由貿易協定(FTA)を柱とする
将来関係を巡る協議に暗雲が漂っている。
これに伴って「合意なきブレグジット」のリスクは
高まってきた。

EUは国内市場法案の修正を要望しており、それが
実現しなければ、移行期間が終わる年末に、
何の取り決めもないまま、突然たもとを分かつ
事態への準備を双方ともに進める公算が大きい。
ニューズウィークより

こちらのほうも まだまだ目が離せないようです

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