ここにきて ロシアを巡る情勢が緊迫しています
反ロシアの意識が強いウクライナとの国境に
ロシア軍の大規模な部隊が集まっています
まずはアメリカからロシア外交官が退去する
事態から見ていきましょう
ロシア外交官27人、1月30日に米国から出国へ
ロシアのアナトリー・アントノフ駐米大使は、
1月30日にロシアの外交官27人が米国から
出国すると発表した。
リア・ノーヴォスチ通信が報じた。
来年6月30日にも、別のロシアの外交官
グループが家族とともに米国を去る予定。
アントノフ大使によると、在米ロシア大使館
による議会などにおけるコンタクトの回復に
関する要求は拒否され、米国は議会間の
やりとりを復活するすべての提案を拒否している。
大使は、露米関係においてはコンタクトの
数から質への移行はまだなく、ロシアは
米国にとって依然として敵であり続けて
いると述べた。
同氏によると、外交官の配偶者に
対する正式認可が取り上げられ、
子どもにはビザが発給されないという。
sputniknewsなどより
アメリカではトランプ前政権時にロシアの国内の
２カ所にあった米国総領事館を閉鎖しています
また欧州もロシア領内のNATO事務所が閉鎖されました
更に ここにきてロシア軍とウクライナ軍の
国境での緊張が高まっています
ウクライナ国境にロシア軍が大量集結
ロシアがウクライナとの国境付近に
９万人とされる大規模な軍部隊を集結させ
、一帯での軍事的緊張が高まっている。
ＮＡＴＯは、ロシアがウクライナ侵攻に
踏み切る恐れもあるとみて警戒を強めている。
露専門家は軍の動きについて、ＮＡＴＯに
よるウクライナ支援に対抗する示威行動
ではないかと分析している。
ウクライナ国防省は１１月２日、同国国境
に近い露西部スモレンスク州に９万人規模
の露軍部隊が集められていると発表。
ブリンケン米国務長官やＮＡＴＯの
ストルテンベルグ事務総長も今月中旬、
ロシアの「異常な兵力増強」を指摘した。
産経より
米情報機関がロシアの侵攻ルートを想定した
地図を同盟国と共有したと報道。ブルームバーグより
この図を見るとロシア軍は自国側と親露の
ベラルーシ方面 更に黒海方面の三方から
ウクライナに襲い掛からんとする作戦のようです
脅しかとも見えますが今回の動員では
ソ連崩壊後 最大規模の予備役動員が
掛けられているとイズベスチヤが報じています
ロシア側は8万～9万規模の勢力で
ウクライナ側に圧力をかけている模様です
一部に ぬかるみの多い時期に兵は動かさない
だろうとする向きもあるますが ロシアの
地上部隊は伝統的に雪やぬかるみを助けとして
実際の戦力より良い戦果を挙げてきました
従って ぬかるんでいるからといって
油断できんと思われます
更にクーデター計画も発覚する
2月に前線を視察したウクライナのゼレンスキー大統領
ウクライナのゼレンスキー大統領は
首都キエフで記者会見を行い、ウクライナ人と
ロシア人からなるグループが来週の
クーデター実行を企図していると述べた。
１２月１日か２日にクーデターが
計画されていることを示す諜報を受け取ったという。
ウクライナ有数の富豪アフメトフ
ゼレンスキー氏によると、ウクライナ人と
ロシア人がクーデター計画を話し合っている
音声が存在する。これらの人物はウクライナ
有数の富豪であるリナト・アフメトフ氏の
名前にも言及したという。
アフメトフ氏はウクライナの持ち株会社
システム・キャピタル・マネジメント
（ＳＣＭ）の所有者。/ＣＮＮより
これは由々しき事態だといえます
少し前にはウクライナ軍に対して親ロシアの
武装集団が攻撃するということもありました
一方でウクライナ支援の動きも強まっています
アメリカが支援予定の最新のジャベリン対戦車ミサイル
バイデン米大統領は２６日、クーデター計画に
関するゼレンスキー氏の発言に「懸念」を示し、
「我々はウクライナの領土的一体性や
自己統治能力を守る」と表明した。
アメリカはアフガニスタンに送る予定だった
迫撃砲、ジャベリン対戦車ミサイルなどの装備に
加えて 軍事顧問団も送るという情報もあります
おまけ記事
ロシアの武漢ウィルス死者減らず
またロシアは感染者の増加はやや頭打ちに
なったものの死亡者数は減っておらず欧州方面で
最悪の52万6000人が亡くなっています
25日までの死亡データ
27日までの死亡データ
26日発表では52万4000人だったので一日当たり
1000人が死んでいることになります
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