ベラルーシのルカシェンコ大統領が
戦闘機を使って 第三国の旅客機を
強制着陸させた事件が国際的な波紋を
広げています
ベラルーシが「ハイジャック」 ロシアにも厳しい目
アフターバーナーをふかして離陸するベラルーシ空軍のMig29
ベラルーシで、上空を通過中の
アイルランドの旅客機が強制着陸
させられる重大事件が起きた。
ベラルーシ当局が「爆発物の情報がある」
という口実でミグ29戦闘機を発進させ、
首都ミンスクの空港まで無理やり
引き連れて降下させたもので、
運航していたライアンエアは「当局に
よるハイジャック」と訴えた。
乗客の中にいた反政権派ジャーナリストの
拘束が狙いだったとみられている。
衝撃を受けた国際社会はベラルーシを批判し、
日本を含むG7外相も事件を非難する声明を発表。
ルカシェンコ大統領への風当たりは、
これまで以上に強まった。その政権を
全面支援するロシアにも、厳しい目が注がれている。
jijicom
機内に爆発物という警告で引き返した
事件があったのは５月２３日。ギリシャの
首都アテネを出発し、リトアニアの
首都ビリニュスに向かう欧州最大の
格安航空会社（ＬＣＣ）、ライアンエアの
ボーイング７３７型機が「標的」となった。
ベラルーシは内陸国で、面積は日本
の約半分の２０万平方キロ余り。
地図上では欧州連合（ＥＵ）とロシアの間に
位置する。
いずれもＥＵ加盟国であるポーランドや
バルト３国のリトアニア、ラトビアと国境を
接しており、欧州発着便が上空を通過する
ケースは意外と多い。
ライアンエア機もビリニュス到着を目前に、
あとはベラルーシ領空を抜けるだけだった。
ところが、旅客機はリトアニアとベラルーシの
国境に近いビリニュスの手前でＵターンするよう
に引き返し、ミンスクの空港への着陸を余儀なくされた。
荷物などが厳重にチェックされたものの、
爆発物は見つからなかった
ソ連軍機が追尾を行ったケースとしては
１９８３年に乗客乗員２６９人が犠牲となった
大韓航空機撃墜事件がある。
この時はソ連防空軍のSu-15フラゴンがAAMで撃墜した
今回の事件も、旅客機に戦闘機が対応した
危険な行為に他ならず、欧米メディアは
ベラルーシという国家による「ハイジャック」
と断じ、物々しく報道した。
「ルカシェンコ大統領が命令した」。
対する大統領府のソーシャルメディア
非公式アカウントはこのように、強制着陸
の背景についてなぜか誇らしげに情報発信した
政権が、事件の重大性を認識していなかった
証拠とも言えそうだ。
「爆発物」の情報を理由として、当局が
反政権派への捜査や妨害に乗り出すのは
旧ソ連圏ではよくある手だ。
強制着陸事件では、欧米からの強い非難が
予想外だったのか、ベラルーシ当局は
苦し紛れの説明を「後出し」してきた。
「パレスチナ自治区ガザを実効支配する
イスラム組織ハマスが、旅客機を爆破すると
警告する電子メールを、ミンスクの空港が
受け取った」というもの。
空港から行方不明となったとされる人々
さて、ベラルーシ当局によるライアンエア機を
めぐる事件が「偶然」でないことには、
他にも状況証拠がある。
リトアニア当局の説明では、乗客１２６人中、
ミンスクの空港への強制着陸を経て、当初の
目的地ビリニュスに到着したのは１２１人。
すなわち、反政権派ジャーナリストの
プロタセビッチ氏以外に４人がミンスクで
降りたことになる。
このうち１人については特定されている。
英ＢＢＣ放送などによると、ロシア人女性の
ソフィヤ・サペガさんで、プロタセビッチ氏の
交際相手だ。やはりミンスクの空港で一緒に拘束された。
ベラルーシで育ち、リトアニアの大学で学んでおり、
２人はギリシャでの休暇から戻るため旅客機に
同乗していたという。
問題は残る謎の３人で、いずれも拘束情報はない。
この点は、欧米が求める事件の真相究明の
カギとも言えそうだ/時事 地球コラムより引用
こうした流れを受けて 米国がベラルーシ
への制裁に動きました
米、対ベラルーシ制裁発動へ
強制着陸の調査受け入れ要求
サキ米大統領報道官はベラルーシが旅客機を
強制着陸させた問題で、６月３日付で同国の
九つの国営企業への制裁を再発動すると発表した。
また、ルカシェンコ政権に対し、強制着陸に関する
信頼できる国際的調査の受け入れや、すべての
政治犯の釈放を求めた。/時事
強制着陸まで起こして止めたかった事とは?
ラブラブだな ハゲーチンの野郎
これが離婚の原因かもなぁ ゲラゲラ
今回のベラルーシによる強制着陸事件
やや事が大きすぎるように思えます
いくら反体制派の活動家が乗っていたとしても
ここまで目立つやり方をするでしょうか?
となれば 拉致されたと思われる三人は
この、ルカシェンコ側にとって明らかにされれば
国際的に致命的となるよな 何らかの証拠を握り
国外に出ようとしていたのかもしれません
それはロシアのプーチンとの繋がりの暗部かも
しれないし ベラルーシ国内の暗殺などに関する
内情などかもしれません
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