今回は侵略を続けているロシア軍と連携を強めている
中共軍の人事面の話題です
#ショイグ国防相の元副官で、一時はウクライナで
#ロシア全軍を指揮していた #ゲンナジージドコ大将
Colonel General Gennady Zhidko がモスクワで
亡くなりました
このジドコ大将は2022年の10月に国防副大臣の
ポストから外されていました
またベルジャンスクの司令部に対する攻撃の際に
負傷したとも言われていました
死因は不明ですがともかくモスクワで死亡した
ことは間違いありません
奇妙なことは この死んだジドコ氏の後任には、
現在「自宅軟禁中」であるスロビキン将軍が
充てられたとする噂が飛び交っていることです
現在 軟禁状態となっている 彡 ⌒ ミ
#セルゲイスロビキン (元ロシア航空宇宙軍司令)
ワグネルの乱への関与から姿を消していたんですが
現在はアパートに軟禁状態で忘れられるまで黙っていろ
と言われているようです
ですから スロビキンが後任というのはどうかと
思いますが話としてはおもしろいでしょう
またリャザン地域でも #ロシアのコーカサス治安局
(FSO)の元長官 #ゲンナディロピレフ元中将が
同じ日に死んでいます
このロピレフ元中将も2017年に収賄罪で有罪となっていました
その他にも 露軍内のちょっと面白い話があります
ウラジスラフ・エルショフ中将という将官がいます
第6軍副司令官から #ザポリージャ州方面軍司令官と
なっていますが このエルショフ中将が第35軍司令官
と個人的に対立をおこして相当に揉めていた模様です
そのために憲兵隊などを動かして第35軍への補給を妨害した
ようで第35軍の戦闘行動にも影響がでているようです
すでにエルショフ中将は逮捕されたという話もありますが
もっとやってほしかったですなぁw
一方でお仲間の中共軍/PLAのほうでも異例の
人事がありました
#中共軍でも不可解な司令官解任劇
#中国人民解放軍 #PLAで核兵器や弾道ミサイル
を管轄するロケット軍のトップ2人を、同時に
交代させる人事が発表された。
ロケット軍の司令官には李玉超氏に代わって
#前海軍副司令官の王厚斌 #政治委員には徐忠波氏に
代わって南部戦区の副政治委員だった #徐西盛
が上将に就任した。
ロケット軍のトップ2人を同時に、外部出身者に
交代させるのは異例の人事。外電
#ロケット軍前司令官の李玉超(り・ぎょくちょう)
らが汚職で調査対象になっているとする軍関係者の
情報を伝えている。
李氏らの扱いは明らかになっていない。
組織の引き締めを図るためにロケット軍の幹部を
一新した可能性がある。
香港紙、サウスチャイナモーニングポスト
この海軍出身の王侯斌は相当に習近平の
お気に入りと見えて2016年に南シナ海艦隊参謀長
その後 #海軍副参謀長 更に2019年に海軍党委員会
常務委員会に加わり、海軍指導部に入っています
それが今度は畑違いの #戦略ミサイル軍のトップ
に座ったわけです
もっとも王侯斌も前任の李玉超や秦剛元外相のように
そのうちなんかで落馬するかもしれませんねw
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制約を感じていました
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