今回は香港の近況に少し触れた後に
中国でも発生した いじめが絡んだ
自殺と思われていた一件が 奇妙な
展開から騒動となっていることを取り上げます
2019年に200万人デモを主催した民間人権陣線
(民陣)の代表、陳皓桓フィゴチャンの保釈が
取り消しとなり 再び勾留されました
今後 更に香港民主派への締め付けの強化
さらに周庭さんらの獄内の拘留延長などが
懸念されます
続いてですが 日本では旭川市で起きた14歳少女
凍死事件が いじめ絡みだとして騒ぎになっていますが
中国の名門校でも同様に校舎内で発生した自殺が
不審な点が多いと 地域住民まで巻き込んだ
騒動にまでなってきています
救急車は病院ではなく葬儀場に直行、
不可解な中国高校生の墜落死
2021年成都四十九高学生坠楼事件
中国四川省成都市の名門高校の
校庭で発生した釈然としない不審死に
、真相究明を要求する遺族と世論の
反発が高まっている。
母の日の９日 成都市成華区の名門校、
４９中高一貫校内で生徒が転落死が発生した。
通報を受けた警察は、現場に到着して
死亡した生徒、林くん（男、１６歳、高２）
を発見し、調査など事件を処理したと
１１日午後、成都市公安局成華分局が
公式発表した。
公安は発表文を通じて、現場検証と探訪調査、
監視カメラの映像、電子データの検証、
遺体解剖などを介して林君は転落による死亡で
刑事事件の可能性を排除した。
今回の騒動 どうして一高学生の死がこれほど
騒ぎになっているかと言うと 不可解な点が
多いためです
1 発見後 病院に搬送せず火葬場に直行した
母親の魯さんの証言
１０日未明に「９日午後５時４０分に
子供を学校に送った後、９時に学校から
『息子さんが死んだ。死因は建物から
転落した』という通報を受けた」
同日正午頃「警察から救急車が８時半に
学校に到着したとき、息子の心臓は
止まった状態で、病院に行かずに直接
葬儀場に行ったという話を聞かされた」
2 当時の監視カメラの画像の動画がなかった
「今朝、監視カメラを見た。事件発生の
部分だけ監視カメラがない」
3 こうした不審を訴えた両親のウェイボー更新止まる
父親のWeiboは10日以降に閉鎖されてしまい
母親のWeiboは11日の8:47以降は更新が止まった
4 同様に現場にいた同校の学生らのウェイボーも
垢バンなどが相次ぐ
5 火消しの公式見解がなされる
国営中央TV/CCTVが わざわざ成都市公安局
成華区局により 自殺した林君の遺体が両親の
同意を得て成都の葬儀場で火葬されたと伝えた
こうした不可解な状況が知れ渡ると事態は
紛糾しだしました
ウェイボには＃成都の学生墜落死亡事件に多くの疑問点＃
というハッシュタグが１３日に照会数５億８０００万回と
書き込み５万８０００件余りと いわゆる祭り状態と
なりました
更に近隣住民らは 真実の発表を求めて
デモまでおこなう騒ぎとなっています
多くの疑問が残る
当局側は よくある三角関係の悩みが原因と
深慮をさける発言をしているようですが
それなら逆に なぜ警察関係まで絡んで
事を隠蔽しようとしているのか?
その一方で他殺説まで出てきているのは
どうにも奇妙な動きですね
穿った見方ですが 関係した学生らの親が
中国共産党の地方幹部などが含まれている
可能性などもあるかもしれません
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