2021年10月7日木曜日

〇中国土地バブル終焉のお知らせ 花様年など大陸大手企業が破綻へ

恒大集団破綻危機が世界的に注目されてますが
それより先に もう少し小ぶりですが
大陸の不動産関連企業が焦げ付きました


中国不動産開発の花様年、債務を返済できず 



高級集合住宅を手掛ける中国の
不動産開発会社、花様年控股集団は
今週、計3億1500万ドル(約350億円)
の債務の支払いができなかった。

肥大化した中国不動産業界において、
経営難の中国恒大集団以外にも財務の
ひっ迫が広がっているとの懸念が高まっている。

深センに拠点を置く花様年は証券取引所
への声明で、4日に償還期限を迎えた
2億600万ドル規模の社債を償還できなかった


現在は「グループの財務状況や現金ポジションに
影響が出る可能性」を見極めているところだと明かした。
これとは別に、売り上げベースで恒大に
次ぐ国内2位の不動産開発会社、碧桂園の
不動産管理子会社も、花様年が約7億元
(約120億円)の融資を返済できなかった
ことを明らかにした。

S&Pとムーディーズは花様年の信用格付けを
「デフォルト(債務不履行)」に引き下げ
花様年の中核メンバー


ほか、今回の元本不払いにより、残りの
社債についても不履行になる可能性が高い
との見方を示している。

ムーディーズのシニアアナリスト、
セリーヌ・ヤン氏は格下げの判断について、
「同日(4日)償還期限を迎えた2億570万
ドルの社債の支払いができなかったとの
花様年の発表を受けた対応であり、
デフォルト後に債権回収できる公算は
小さいとの当社の見通しを反映している」と述べた。


今回の報道を受け、膨張した中国の不動産業界
で債務問題が深刻化しているとの懸念が再燃した。

中国の銀行による2021年4~6月期の
人民元建て融資の残高のうち、不動産業界
向けのものは29%を占める。
不動産業界は中国経済にとって極めて重要で
あり、不動産および関連業界の対国内総生産
(GDP)比は約30%に上る。

マッコーリー・グループの中国エコノミスト、
ラリー・フー氏とシンユー・ジー氏は
5日の調査ノートで、「(中国の)
不動産業界は懸念すべき状況だ」と述べた


花様年のデフォルトは、恒大の問題が
「住宅購入者や不動産開発業者、銀行の
心理を冷やし、さらに多くの開発業者が
資金繰りに行き詰まる可能性」を示しているという。


関連記事
中国の不動産開発会社、花様年控股集団



(ファンタジア・ホールディングス・グループ)
のドル建て債が4日に急落した。
この日は表面利率7.375%の社債2億820万ドル
(約231億円)相当が償還期限を迎えるが、
12月償還債が売り込まれた。/ブルームバーグ

これもかなりな大型破綻です

花样年集团(中国)有限公司
/ファンタジアは1998年にできた
企業ですが金融や特に高級住宅の
分野で急成長を遂げました

中国全土の279都市に事業展開して
契約管理面積は5億6300万平方mに及び
2020年中国不動産企業トップ100でも
51位にランクインしていましたが
こんな結果になりました

またこの他にも 危ないところは幾つもあります

恒大以外にも危機波及の懸念 
中国不動産市場の見通しは明るいものではない

マッコーリーの試算によると、中国の
上位30都市における9月の不動産
売上高は1年前から31%下落した。

恒大の債務危機はこのところ世界の
投資家を動揺させており、中国経済や
金融市場の幅広い部分に影響が波及
する可能性に懸念が高まっている。

中国政府は20年夏、市場の過熱防止
のため過度の借り入れる抑える目的で
、不動産業界の引き締めに乗り出した。
恒大の問題はその後1年以上くすぶっている。

さらに今年、中国政府は政策目標で
「共同富裕(ともに豊かになる)」を
優先し、住宅価格の高騰を抑える方針を
明確化した。

住宅高騰が所得格差を深刻化させ、
経済・社会的安定性を脅かしているとの
見方を示している。

恒大は9月、早急に資金調達できなければ
デフォルトに陥る可能性があるとして、
投資家に資金繰りの危機を警告。
ここ数週間で少なくとも2回、社債の
利払いができなかった。


中国不動産業界4位「融創中国」にも
資金繰り悪化懸念 


不動産大手「恒大集団」の経営危機に
揺れる中国で、今度は業界4位の「融創中国」
に資金繰り悪化への懸念が高まっています。

複数の中国メディアによりますと
「融創中国」の浙江省紹興市にある支店が
地元政府に不動産市場への規制を緩和する
よう要請する書簡を送ったとみられると
いうことです。書簡には政府の規制強化に
より契約や住宅ローンの審査が厳しく
なったことなどが記されていて、
紹興市で開発した大型物件の販売が
急激に落ち込み、資金繰りも悪化し
始めたということです。

「融創中国」は2020年の売上高、
物件販売面積では業界4位ですが、
今年6月末時点の負債総額は9971億元、
日本円にしておよそ17兆円にのぼって
いるということです。
中国ではおよそ33兆円の負債を抱えた
恒大集団が経営危機に陥っていて、
不動産業界全体に影響が広がらないか、
警戒感が高まっています。/yahoonewsなど

恒大などに関しては混乱を避けるためか 
リーマンショックのような状況ではないと
いう説がみられます

ただこのように 複数の破綻が連鎖していけば
やはり全体に対するダメージは計り知れない
ものと思われます


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