2021年4月1日木曜日

〇アルケゴスキャピタルで数百億ドルの損失を出した韓国系トレーダ ファン・ソングク

レバレッジと追証 
これは投資を扱った話で 必ず登場します

今回はアメリカで発生した韓国系トレーダに
よる巨額損失の話題です


巨額損失】ウォール街揺るがした韓国系投資家…
野村・クレディスイスの時価総額8兆ウォン蒸発


米国で活動する韓国系投資家の
ビル・ファン(ファン・ソングク)氏
が起こした波紋が米国の証券市場を
揺るがしている。

ファン氏が運営するアルケゴスキャピタルが
大規模投資損失によりウォール街の投資銀行で
追加証拠金納付要求を通知されたためだ。
アルケゴスが証拠金を払えずゴールドマン
・サックス、モルガン・スタンレー、
クレディスイス、野村証券などが強制的に
処分した株式は300億ドルに達する。

強制処分は投資家が投資銀行などに担保と
して提示した株式などの価値が一定水準以下
に落ちた時に行われる。

投資銀行はひとまず電話をかけ担保価値が
不足するので担保を補充するよう要求する。
アルケゴスが追加証拠金納付に応じられず、
ゴールドマン・サックスとモルガン・スタンレーは
26日から先を争ってアルケゴスが担保として
提供した株式を売却した。

しかし野村証券とクレディスイスは相対的に
対応が遅れ大規模損失を出したと推定される。

フィナンシャル・タイムズとブルームバーグなどに
よると、ファン氏は最高5倍のレバレッジを
利用して積極的投資をしてきた。
(最大8倍のレバレッジだったという説アリ)

   ∧_∧___
   <`∀´メ> / | さすが
 ⊂ へ  ∩./ .| ウリナラキョッポ
i ̄(_) ̄i ̄__/ 誇らしいニダ~♪ 
 ̄ (_)|| ̄ ̄

こうして投資した資産の価格が上がれば
最高5倍の収益率を狙うことができる。
だが投資した資産の価格が下がれば損失も
5倍となる。
ファン氏の実際の資産規模は50億~100億ドルと
推定される。ところがアルケゴスが投資した
企業の株価が最近急落しファン氏の投資損失も
雪だるま式に増えた。

米国のメディア企業バイオコムCBSと
中国バイドゥなどが代表的だ。22日の
ニューヨーク証券市場で100ドルを
超えていたバイオコムCBSの株価は29日に
47ドルまで下落した/japanese.joinsより

張本人のファン・ソングク/黄聖国とは?
ビル・フアン/Bill Hwang/빌황

ファン氏は昨年初めまで金融取引をできない身分だった。
彼は2012年に内部情報を利用した取引をしたと
いう容疑で有罪判決を受けた。

当時1600万ドルを没収され4400万ドルの
賠償金を支払った。その後昨年4月に米国
証券取引委員会(SEC)が金融取引制限措置を
解除しウォール街に再登場した。

韓国に生まれ高校3年生の時に米国に移住した
ファン氏はカリフォルニア大学ロサンゼルス校を
卒業した後、カーネギーメロン大学で経営学修士学位
(MBA)を取得した。現代証券を経てかつて
世界最大のヘッジファンドだったタイガー・マネジメントの
ジュリアン・ロバートソン最高経営責任者(CEO)の
下で働いた。

その後アジア市場に主に投資するタイガー
アジアファンドを運営し「タイガーカブ(子トラ)」と
呼ばれたりもした。




ウォール街でもほとんど知られていなかった
同氏だが、突然有名になった。

同氏のファミリーオフィス、アルケゴス・
キャピタル・マネジメントは今や、
史上最大のマージンコール(証拠金請求)の
渦中にある
。危険なほどレバレッジを効かせた秘密裏の
ポジションが一瞬のうちに解消されるというドラマだ。

フアン氏の資産増大は、ここ数日に銀行が
大量売却した銘柄からうかがうことができる。

バイアコムCBS、ディスカバリー、跟誰学
(GSXテクエデュ)、百度(バイドゥ)は
いずれも今年急上昇しトレーダーらは首をかしげていた。

 ゴールドマン・サックス・グループと
モルガン・スタンレー 、ウェルズ・ファーゴが
26日以降のブロック取引で売っているフアンの
ポートフォリオの一部は、先週時点で約400億ドル
(約4兆4000億円)の価値があった。

銀行はアルケゴスの純資本、つまりフアン氏の
資産が100億ドルを超えていたと考えている。



ポートフォリオの処分が続くに伴い、総ポジションの
推計額は上昇し、500億ドルあるいは1000億ドルを
超えるとも見られる。これがほんの数日で消失した。

ベテランマクロ投資家のマイク・ノボグラーツ氏は
「こんなことは見たことがない。
密かに積み上げられ、集中し、速やかに消えた
。個人資産の消失として史上最大の一つに違いない」
と話した。

損失の波紋はニューヨーク、チューリヒ
東京を含む世界に広がり、世界の規制当局の
目の前でこれほど大きなリスクを多くの銀行
に助けられて積み上げるのがなぜ可能だったのか
という疑問を呼び起こした。

一つには、フアン氏が監視の緩いファミリー
オフィスを設立したこと、大きな持ち分を
開示することなく積み上げることができる
デリバティブ(金融派生商品)を利用したことがある

もう一つは、同氏が約10年前にインサイダー取引と
相場操作を巡ってヘッジファンド業界を追放されて
いたにもかかわらず世界の銀行が同氏を顧客と
して受け入れたことだ。/wsj/ブルームバーグなどより

悪用されたファミリーオフィスシステム

ファミリーオフィスは家族の資産運用する投資会社
オバマ政権時代のドット・フランク法により
規制強化された証券取引委員会(SEC)の
規制対象となっていない

先に中国の半導体企業が実質的な詐欺集団で
2兆円以上の損失をだしましたが 今回の
巨額損失もルールのグレーゾーンを最大限に
悪用した結果と思えます

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