2023年2月10日金曜日

#中共気球に通信傍受機能判明 #エシュロンなどへの対抗兵器か #米中情報戦

偵察気球ネタは止めようかとおもってたんですが
中共が「日本はアメリカに追随して騒ぐべきではない」
とか ほざいたんでとりあげま~す!

今回の案件は図らずも米中が世界規模で繰り広げている
熾烈な情報戦の一端を垣間見せくれました


#中共気球に通信傍受機能判明 


#米軍機が撃墜した中国偵察気球
に通信監視の能力があることが分かった


バイデン米政権は、米戦闘機が4日に
撃墜した中国の偵察気球は通信を監視
できる電子機器を用いた偵察技術を
備えていたと断定した。


撃墜された中国の偵察気球は「信号情報の
収集が可能」で、「5大陸40カ国以上」の
上空を飛行してきた偵察気球群の一部だった。

同高官によると、気球は中国人民解放軍
(PLA)とつながりのあるメーカーと
共に開発された「偵察を行うための
中国の気球群の一部」だったという。

同高官は、気球の米領空内の通過に
対する制裁を米国が検討していることを
示唆し、「気球の米領空への侵入を
支援した中国人民解放軍とつながってい
る中国企業に対する措置も模索するだろう」
と指摘した。米領空への侵入については、
当局者は繰り返し米国の主権と国際法の侵害と
主張している。

「我々は中国が偵察のためにこれらの
気球を使用したことを知っている」と
同高官は述べた。

そして「U2偵察機の接近飛行でとらえられた
高解像度の画像により、高高度を飛行する
この気球が信号情報の収集が可能であることが
明らかになった」と説明した。/CNNより

今回の電子的な情報収集気球には
二つの背景があると自分は思っています


#エシュロンなどへの対抗兵器か


まずファイブアイズが持っている エシュロンなど
への対抗兵器として飛ばされた(業界用語で放球)
と思われます

#ECHELON #エシュロン は一説では電子メールなどの
通信のほとんどを傍受しているといわれています

それに対して不利な状況の中共が察知される
ことを覚悟の上で送り込んできたという点です

大型電子偵察機の航続距離は伸びていますが
それでも滞空時間には限界があります

高高度に浮かぶ軽航空機の気球なら 
はるかに長時間の通信傍受が可能でしょう


#5G機器への対中規制が効いてきている

それから米国は民主共和を超えた超党派で
ファーウェイ等の中共製機器を規制してきました

本来なら 今頃はそうした通信機器から大量の
情報が取得できる目算だったでしょう

それが不可能となったために このような手段に
出てきたとも思われます


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