2021年11月7日日曜日

〇中共経済文化規制強化 地方の独自政策を禁止  また紅いコーリャン原作者も無かったことにする

大陸では中共による規制強化や言論統制策が
次々と打ち出されています



先に発表された民関係メディアの規制に続いて
今度は地方行政の手足を縛る方策が打ち出されました


中国、地方の独自政策を禁止共産党内規で引き締め

中国共産党が、指導部の許可なしに
地方幹部が独自政策を打ち出すことを
禁じる内規をまとめていたことが分かった。

複数の党関係筋が明かした。党内の路線統一
を図るとともに、長期支配を目指す習近平党
総書記(国家主席)を脅かす政敵が出現
しないよう地方幹部を引き締める狙いだ。

 習氏の権威付けを図る党の重要会議、
第19期中央委員会第6回総会(6中総会)が
8~11日に開かれるのを前に、習指導部は
反腐敗をテーマにした各地の会議でこの
内規を取り上げるなどし、統制を強化している。

かつて中国では経済政策などを中心に
地方政府に裁量を与え、一定の独自政策を容認した。
共同より

また言論や文化面での規制も強まる一方です

過去100年の中国文学に「紅いコーリャン」の
ノーベル賞作家、莫言氏が選ばれず無かったことに 
暗部描き「売国奴」扱いに 


中国共産党の指導下にある中国作家協会幹部
が公表した過去100年の中国文学に、ノーベル
文学賞作家、莫言氏(66)が選ばれず、
「黙殺された」と話題になっている。

国内では、莫言氏が中国社会を醜く描き国外で
評価を得たとして"売国奴"と中傷する声も強まる。
党への礼賛しか認めないゆがんだ愛国主義が
文学界にも影を落としている。

作家協会幹部は6月、今年の党創建100年に
合わせて中国を代表する文学者や作品を
振り返る文章を中国紙、光明日報に掲載。
文豪、魯迅や党員作家が取り上げられる一方、
2012年に中国国籍の作家として初めて
ノーベル文学賞を受賞した莫言氏には全く
言及しなかった。

莫言氏は映画「紅いコーリャン」原作者としても知られる。
一人っ子政策を巡る葛藤を詳述するなど中国で
タブー視される問題も扱ってきた。
作家協会副主席を務め当局にも容認されてきたが、
最近、ネット上では「中国の陰ばかりに注目し、
国の成果や革命の英雄を描かない」
「祖国や民族、党を攻撃する売国奴だ」
などと批判的な投稿が増えている。

中国政府は最近、芸術分野で党の指導を強化すると
通知し、党への忠誠心に基づく創作を促した。
莫言氏の作風は指導部の意向にそぐわなくなりつつあるようだ。

中国当局の新型コロナウイルス対応の暗部を描いた
日記を公開し、国際的な注目を集めた作家、方方氏
(66)は愛国主義者らの猛攻撃を受け、全作品が
事実上の発禁扱いとなった/nikkeiより

過去に中共から疎外された著名人
いい機会ですので これまでに中共から
睨まれた著名人たちを振り返ってみましょう

方励之/ほう れいし

中国の優れた宇宙物理学者でしたが むしろ
民主化運動家としての活動のほうが有名に
なりました

1989年の天安門事件でも学生の民主化思想を
支えたとして拘束されそうにもなりました 
その後 米国で2012年に客死しています

"方励之が語る宇宙の始まり"という本は
中国古典文学への言及も多い良著です

劉暁波/リウ シャオポー

中国の人権活動家で2010年にノーベル平和賞を
受賞しましたが軟禁状態がずっと続けられました

ノーベル賞受賞者で受賞してから死ぬまでの間
一度も解放されなかったのは この劉暁波氏のみです

張雪忠

中国の著名な法学者で元弁護士の張雪忠氏は 
2020年に中国の現行憲法は「偽物だ」と
中共を非難した後に公安当局に一時的な拘束を
受けました

今後もこうした厳しい扱いは増えていくものと思われます

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