2021年2月18日木曜日

〇メディアウォー 英国と中国の放送機関 全面対決で放送停止 ドイツも中国側を停止へ

イギリスと中国の放送機関が互いに
批判と報復の応酬を繰り広げました



英通信業界の独立監視機関、放送通信庁
Ofcom)は中国国営テレビ「中国環球電視台
CGTN)」のイギリス国内での放送免許を取り消した。

CGTNのライセンスを保有するスター・チャイナ・
メディアリミテッドが、英語の衛星ニュース
・チャンネルについて「編集責任」を持たない
ことが、Ofcomのルールに違反したためとしている。

Ofcomは、「SCMLは認可されたサービスに
ついて法的に求められている責任を果たして
おらず、放送免許の合法的保持者とはいえない」
と結論している。

イギリスの放送法では、放映するサービスや
その編集方針については放送免許の保持者が
責任を担う必要がある。また、放送免許をもつ
事業者は特定の政治団体に影響されてはならないと
いう決まりもある。/BBCより

是正勧告に従わなかった中国放送局


CGTNがイギリス国内で放送するための
免許を保有している会社には放送内容の
編集権がなく英放送法に触れている状態でした。

オフコム側は「十分な時間を与えたのにも
かかわらず改善が見られない」として、
CGTNの英国内での放送免許を取り上げました。

こうした英国の批判に対して中国側も
報復行動に出ています

まずBBCに対して強い非難を繰り返しました


BBC放送が武漢ウィルスの「パンデミックと
政治を結び付け」「中国が隠ぺいをしたという
説を繰り返した」として謝罪を求めた

ウイグル族弾圧に関する報道など
(BBCの中国報道が)中国の国家利益を
損ない、中国の民族団結を破壊した」などと述べ
そして 英BBCの放送禁止を決定しました

中国が英BBC放送禁止措置 


中国でメディアを管理する国家ラジオテレビ総局が、
英BBC放送の国際放送について中国での放送を
禁じる処分を決めた。英当局が最近、中国国営の
国際放送の免許を取り消したことへの対抗措置と
みられる。英国は1997年の香港返還時に、
中国に50年間の「一国二制度」を約束させたが、
習近平国家主席率いる共産党政権に反故(ほご)
にされ、メンツを失った。英中対立は今後も
激しさを増しそうだ。/zakzakより

これに対して ラーブ英外相は
「報道の自由に対する容認できない抑圧であり。
国際社会での中国の評判を損なうだけだ」と
非難する声明を発表した。

この動きにドイツも反応し 中国国際テレビの
放送を停止する方向です

ドイツ、中国国営TVを放送停止することを決定
EU全域で放送停止となる可能性も示唆 

英通信大手ボーダフォンのドイツ法人は、
自社ケーブルテレビサービスで中国国際テレビ
(CGTN)の視聴を停止すると明らかにした。

ボーダフォン独法人は、有効な放送免許がないとした。
独ノルトライン・ヴェストファーレン州の
スポークスマンによると、同国では英免許に
基づきCGTNが放送されていたが、英国も
加盟する放送に関する欧州の協定では免許が
他国にも適用されるため、CGTNはEU域内
全域で放送停止を迫られる可能性がある。
ロイターより

ちなみに英独仏は アジア太平洋地域に艦艇を
派遣することを発表しており 政治的軍事的な
対中ライン形成の方向は 変わらずということです

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