2022年3月3日木曜日

〇ロシアの頼みの綱 サハリン原油開発やノルドストリーム2が破綻へ

狂ったプーチンの無謀運転で暴走を続けている
ロシアですが いよいよ財源である資源関連に
反撃が加えられんとしています



まずは国連でのロシア非難決議の様子です

ロシア非難決議
国連総会(加盟193カ国)は、ウクライナ危機を
めぐる緊急特別会合で、ロシア軍の完全撤退などを
要求する決議案を141カ国の賛成多数で採択した。

決議に法的拘束力はないが、侵攻に踏み切った
ロシアを非難する国際社会の政治的意思を示した。



反対は5(ロシア、ベラルーシ、シリア、
北朝鮮、エリトリア)、棄権は35。

国連総会は2014年、ロシアによるウクライナ
南部クリミア半島の編入を認めない決議案を
賛成100、反対11、棄権58で採択。これを大きく
上回る賛成が集まったことで、ロシアの孤立ぶりが
浮き彫りになった形だ。サンケイより


続いてはロシア経済の生命線 資源セクターへの
締め付けの話題です

米石油大手エクソンモービルは
極東ロシアの資源開発事業「サハリン1」
から撤退すると発表した。同「サハリン2」
からは英石油大手シェルも撤退を表明済み。

ウクライナ侵攻でロシアへの批判が高まるなか、
同国での資源事業から手を引く動きが広がっている。

具体的な撤退時期には言及しておらず
「操業を徐々に停止して合弁から撤退する
手続きを取り始めた」という。
主に原油を生産するサハリン1にはエクソンが
30%を出資。

ほかにサハリン石油ガス開発(東京・港)が30%、
ロシアの石油大手ロスネフチとインドの
石油天然ガス公社(ONGC)が20%ずつ出資している。
サハリン石油ガス開発には経済産業省、伊藤忠商事、
石油資源開発、丸紅、INPEXが出資している。

エクソンはサハリン1の操業主体(オペレーター)を
務め、プラントの運転で中心的な役割を果たしてきた
日経より


ノルドストリーム2事業主体が破産


ドイツとロシアを直接結ぶ新しい
ガスパイプライン計画(ノルドストリーム2)の
事業主体の企業が破産手続きの検討に入ったと報じた。

パイプラインは完成済みだが、ロシアが
ウクライナ東部の親ロ派武装勢力の支配地域を
独立国家として承認したことを受け、ドイツが
認可しない方針を表明。米国も金融制裁を発表していた。

ノルドストリーム2の事業規模は110億ドル
(約1兆2000億円)。事業主体のノルドストリーム2AGは
スイスを拠点とし、ロシア国営のガス会社、
ガスプロムの傘下にある。ロシアがウクライナに
侵攻して緊張緩和がさらに遠のくなか、
パイプラインの稼働のメドが立たなくなっていた。


ロイター通信によると、パイプラインの建設資金は
ガスプロムが半分を負担し、英シェルやオーストリアの
OMVなどの企業が残りを負担している。
英シェルは2月28日、ノルドストリーム2への関与を
取りやめると発表していた。ロイターより

家電や車などの生産で稼げないロシアは
兵器と資源輸出が重要な産業でしたが
その虎の子でさえ 崩壊していきます




こうなるとプーチンは独裁者としてだけでなく
帝政ロシアから 旧ソ連経て続いてきたロシアの経済を
数週間で崩壊させた男として 歴史に残るかもしれません

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