2022年1月29日土曜日

〇中共がついに恒大集団の分割売却処分か またLGFVという手法も急増へ


破綻企業を部門ごとに切り売りするハゲタカという
作品がありましたが ついに恒大集団が中共の手に
よって分割売却される模様です

中国当局、恒大の分割検討 資産の大半売却か 


関係者の話として、経営危機に陥っている
中国不動産開発大手の中国恒大集団をめぐり、
中国当局が恒大を分割し、資産の大半を
売却する案を検討中だと報じた。

地元の広東省政府が中央政府に分割案を提出済みという。

分割案は、香港証券取引所に上場する
不動産管理子会社と電気自動車(EV)
子会社を除くほとんどの資産を処分する内容。
売却益は債権者への支払いに充て、残りの
資産は国有の不良債権処理会社などのグループが引き取る。

これが本物の赤いハゲタカだ

这是真正的秃鹫
ε`・ω・´)  (`八´;Φ 閉嘴アル!!


そんな中で大陸の地方で新たな
おもしろい展開がおきています


中国不動産開発企業、資金難で用地取得困難-
LGFVが救世主に浮上




中国の山東省日照市が最近実施した土地入札は、
何の変哲もない手続きのように見受けられた。
応札は4件に上り、価格は1億7000万ドル
(約190億円)相当と開始価格を11%上回った。

だが、すぐに興味深い構図が判明した。
入札に応じたのは日照市政府の資金調達事業体、
地方融資平台(LGFV)だと報じられたのだ。

つまり、入札対象となった土地の売り手も
買い手も日照市だということだ。

中国国内ではLGFVが資金繰り難の
不動産開発企業に代わり、用地購入の最大手に
浮上しており、簿外で資金を調達する
LGFVの債務返済能力を巡る懸念が
再燃している。



LGFVの債務は積み上がっており、
8兆4000億ドルを超えるとの推計もある。

コンサルティング会社の中指研究院に
よれば、昨年11-12月に土地入札を行った
21の大都市のうち9都市で、区画の半分以上が
LGFVによって取得された。②
①②ブルームバーグ通信より

これは地方自治体が売り出した曰く付きの土地を
LGFVという地方自治体の組織が買っていると
いう構図でハッキリ言って 売り手と買い手が同じと
いうわけです
なんで そんなことをするかといえば幾らか上乗せして
買い戻すことで地域の地価の値下がりを表面上は
緩和する効果だと思われます

しかし 株式における自社株買いなどに比べると
また景気が回復するまで塩漬けしておくという
ことになるわけでメリットは少ないのではないでしょうか?



この日照市は取り柄が無いわけではなくて
写真を見ると海に面しマリンスポーツなども
盛んな土地柄のようで それでもこんな状況
となっています



また更におもしろいのが近海に浮かぶ島々
(赤い丸の地点)の行政区分が確定しておらず 
隣の江蘇省側が実効支配しているそうで 
だったら尖閣に手なんか出さずにそっちを
先にしろよと言いたくなりますな

先にも黒龍江省鶴崗市が中共建国以来 
初となる財政破綻都市となりましたが
こんなことをしていると財務体質が
更に悪化する地域もますます増えるでしょう


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