南の島トンガで1000年に一度ともいわれる
大きな噴火が発生しました
「1000年に1度」の大噴火か
トンガで通信寸断、被害把握難航
南太平洋の島国トンガ付近の海底火山で
15日に起きた噴火で、同国や周辺諸国のほか
日本や米国など太平洋沿岸の広範な地域に津波が
押し寄せた。
フィジーの首都スバの海岸に押し寄せた津波
トンガは通信インフラが遮断され、被害の把握や
安否確認が難航。噴火した火山は昨年12月ごろから
活動が活発化しており、一部の専門家は
「1000年に1度」の大規模噴火との見方を
示している。
噴火したトンガの首都ヌクアロファの北方約65kmに
あるフンガトンガ・フンガハアパイ火山
噴火の地響きが数分にわたり続き、火山灰や煙など
が上空に噴き上がった。
噴火による衝撃波は約1万キロ離れた米アラスカ州にも
伝わったという。
バヌアツでは最大2.5mの津波が報告されたとの情報がある。
時事より
続いて豪州から噴火した島の詳しい情報があります
フンガトンガ-フンガハアパイで噴火した火山は
海底火山に分類されると、オーストラリア
国立大学のArculus/アルクルス名誉教授は
述べています。
しかし、教授が指摘し また画像でもわかるように
、火山の噴出口は水面上にあります。
それは2つの陸塊、フンガトンガとフンガハアパイ
との間に入れ子になっています。
この火山は1912年 1937年 1988年および2009年に
噴火しArculus教授は、それを「大規模なベントクリア爆発」
と表現しました。
オーストラリアブロードキャストニュース
爆発した場所は海の底ではなく海面だったわけです
日本では漁船10隻ほどが沈没しましたが
不幸中の幸い人的な被害は出ませんでした
各地の津波観測情報 奄美大島と岩手では
1メートル超の津波観測
津波警報の対象地はなし、住家被害の報告もなし
日本航空、仙台や奄美大島の発着便で運航遅延や欠航
珍しいケースか?
ところで今回の騒動なんですが ちょっと興味深い
ことがありました
まず気象庁の当初の予想がかなりズレました
当初は津波の心配はないと発表
▽北海道から鹿児島県にかけての太平洋側と
沖縄・奄美の広い範囲が中心でいずれも20cm未満と
予想され、
▽早いところで午後9時ごろから1日程度続く
可能性があるということです。
↓
【津波警報】奄美群島・トカラ列島に発表
ただちに高台などに避難を
1月16日(日)0時15分、奄美群島・トカラ列島に
津波警報が発表されました。
津波による被害が発生します。沿岸部や
川沿いにいる人はただちに高台や避難ビルなど
安全な場所へ避難してください。
実際には日本などで1メートル超の波が到達
トンガから8000キロメートルほど離れた、
アメリカカリフォルニア州にも最大1.3mの
津波が到達しました
オーストラリアも同様なんですが豪州の
ニュースサイトで少しおもしろい表現をしています
For context, Tonga and Japan both
recorded 1.2 metre tsunami waves on Saturday.
Australia’s 1.27 metre wave —
which was not a tsunami — was recorded at
9pm Saturday night at an offshore
island but waves have become smaller since then.
土曜日にトンガと日本の両方で1.27mの津波が
記録されました
オーストラリアも1.27メートルの波 —
津波ではありませんでした—が記録されました
土曜日の夜9時、オフショアの島で記録され
それ以来は波は小さくなっています。
このように豪州の波はわざわざ津波ではない
とことわっています
気象庁も下記のような発言をしています
津波と言ってよいか、ちょっとわからない
宮岡企画官は「防災上の観点から対応を
呼びかけた」と話しつつ、こう強調した。
「今回の潮位変化は通常の津波とは異なると
考えている。
私たちも今までこういった現象は確認していない」
その一つが、外国の津波の観測点で大きな
海面変動がないことだ。
米・サイパン島など、火山から北西にある
日本への津波の経路になると想定される
観測点での潮位の変化は、0・1~0・3mだった。
火山からより離れた日本の方が潮位の変化は
大きいが、「原因はわかっていない」と言う。
また、日本国内で潮位の変化が観測され
始めた15日午後8時ごろ、国内各地で気圧が
約2ヘクトパスカル上昇していたという。
「噴火に伴う気圧変動だと現時点では考えている」
と宮岡企画官。だが、海面の動きとの関係に
ついては「詳しいことは調査したい」と
述べるにとどめた。
事実、会見で配られた資料の表題は、
「大規模噴火に伴う潮位変化について」と
書かれていた。朝日より
確かに奇妙です
記事内にトンガから5900km離れたサイパン島では
潮位変化は0.1~0.3mだったとあります
にもかかわらず8000kmほど離れた、日本でも
またアメリカカリフォルニア州でも最大1.3mの
波が到達しています
津波の場合、波の高さと海底の深度は相反する
んですが それだけの問題では無いようです
こうしたことは過去にも巨大な大規模落石により
発生したgiant waveや台風による高潮による
被害など津波とは異なるものがあります
一部に出ているような爆発の衝撃波によって
大きな波が発生したとする説もあり
地震による津波とは発生メカニズムが
かなりことなっている可能性もあります
今後の解明が待たれます
荒れるでぇ~ 流体&気象業界
ところで #宮崎駿 の初期代表作に #未来少年コナン
というのがありますが 作中で #大津波 の前に
海からほとんど水が引いて消えてしまうシーンが
あります
ああした #津波は引き波から来る というのは
かなりインチキなもので ほとんど否定されています
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