2021年7月24日土曜日

〇中国の巨大企業 恒大集団がデフォルト 更にEV業界にも余波が広がるか

主に不動産部門で中国を代表する
巨大企業 恒大集団が破綻しました


中国最大の不動産会社(負債33兆円)の
銀行口座が差し押さえられ、株式債券価格が急落 


不動産大手の恒大集団が突然大爆発した。
香港株の株式も債券も殺され、1日で
740億香港ドルが消し飛んだ。
人民法院の判決文が市場に出回り
、広発銀行宜興支店の銀行預金1億3,201万元の
凍結、差し押さえが申請された。





判決によると、申請者である広発銀行は
江蘇省無錫市中級人民法院に担保を提供し、
「状況は緊急であり、直ちに保全申請を
行わなければ回復不能な損害となる」と
しています/dfscdnより

新規融資を停止される
 HSBCとスタンダード・チャータード
(スタンチャート)が、中国の不動産開発大手
、中国恒大集団が香港で手掛けている2件の
住宅開発に関連した新規融資を停止した。

住宅融資取次業者(ブローカー)3人が
21日に明らかにした。東亜銀行も同様な
対応を取っているという。

HSBCとスタンチャートが新規融資を
停止したのは、8月と10月に完成予定の
2件の住宅開発プロジェクト。
両行に追随する銀行が増える可能性が
あるとしている。/ロイター


"恒大集団が突然大爆発した"という
表現がいいですね

恒大集団のhp いまだに世界ランクの文字が躍っている


ここは中国でも指折りの 不動産関連企業で
2019年にはグローバルファミリー企業500社
ランキングでも25位にランクインしていました
また創業者で許家印CEOは2019年には362億ドルの
資産額(世界22位、中国3位)の富豪でした

こうした状況に対して 株価も当然
下振れをおこしました

中国恒大の株価と社債が急落、
流動性危機懸念で-巨額債務返済に不安



中国恒大集団に対する投資家の信頼感が
急低下している。
不動産開発企業として世界最大の債務負担を
抱える同社が資金繰り難に見舞われる兆しが
広がりつつある。
香港に上場する中国恒大の株価は20日も
大幅下落。

前日も含めた2営業日の下落率は20%を
超えた。特別配当期待を背景とした先週の
値上がり分は吹き飛んだ。
同社の負債は昨年末時点で3010億ドル
(約33兆円)相当まで膨らんでおり、
巨額の返済に十分なペースで不動産など
資産を売却できていないとの投資家の懸念
は根強く残っている/ブルームバーグより 

ところで話はこれだけでは終わりません


更に 世界のEV業界にも余波が広がるか


この許CEOは不動産よりEVをやりたがって
いた節があり 関連企業の恒大新能源汽车 



EVERGRANDE NEW ENERGY AUTOに
大変に力を入れていました



実際 恒大汽车のHPには事業目標として
2025年には EV100万台生産が掲げられています



今年の一月には新株発行で4400億円あまりを
調達したと書かれており 鼻息が荒かったことが
よくわかります



ここ半年の恒大汽车の株価 やはり冴えない

恒大汽车自体は持っていますが本体がデフォでは
今後の状況が注視されます


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