2019年12月14日土曜日

英保守党が大勝でブレグジット前進 更に経済から防衛まで強化される日英関係



注目されていた ブレグジットを問う
イギリスの選挙で保守党が大勝しました 
それを含めて 今回は イギリスと
日本のかかわりを中心で見ていきます

英総選挙2019】 与党・保守党が大勝 
ブレグジットに「新たな信任」と首相

イギリス総選挙は与党・保守党が
下院(定数650)で過半数議席を獲得した。
来年1月31日までのブレグジット
(イギリスの欧州連合離脱)
を目指すボリス・ジョンソン英首相は、
「我々の『ひとつの国』保守政権は今夜、
ブレグジット実現へ強力な信任を得た
ようだ」と述べた。
保守党にとって1987年以来の大勝となった。
BBCニュースより



ブレグジットはあくまで英国の
内政問題ですので これに関しては
見守るしかないでしょう
このまま一本調子で行くかどうかは
不明ですが 日本の改憲同様に選挙で
民意が示されたことは間違いありません

また日本とイギリスは良好な外交関係を
続けていますが 近年は更なる関係強化の
動きが進んでいます

まず経済面では TPPに関して
日本側の歓迎の意が示されています

ジョンソン首相のもと、TPPに
英国参加なら心から歓迎=安倍首相


安倍首相講演で環太平洋連携協定
/TPPに 英国がジョンソン首相の
もと加盟するなら心から歓迎したいと述べた。
米国離脱後のTPP交渉を踏まえ、
日本は自由貿易の旗手として貿易ルールを
作る側に回ったと指摘した/ロイターより

これは台湾の時にも書きましたが
CPTPPで 参加国を増やしたい日本と
新たな国際的な貿易の枠組みへの
参加のメリットのあるイギリス
両国の目的は一致しているはずです

防衛関係でも強化の方向

更に軍事防衛面においても
日英は かつての同盟関係を
復活をおもわせるように活発化
してきています


平成30年度にインド太平洋方面
において派遣訓練部隊である
護衛艦「かが」や「いなづま」
らと共同訓練をするイギリス海軍
フリゲート艦「アーガイル」の様子

同様の訓練は陸自や空自でも行われて
いる上に より円滑化するための
「訪問部隊地位協定」を英軍と結ぶ
方向になっています

また兵装の共同開発も行われています

兵器の共同開発

最新鋭の空対空ミサイルミューティア改

これは英国等で開発されたミューティア
と呼ばれる中距離AAMに日本のセンサーを
搭載して 更に性能UPを図る計画で
本体の試射テストが行われる段階
までいっています

更により大きな話として 日本が
進めている新たな第五世代戦闘機
F-3(F-2後継機)ですが 英国も
テンペスト計画というものをもっています


日本はすでにX-2という実証機のテストを
終えた段階ですが これに英国側も参画を
打診しているとのことです

まだどうなるか詳細は不明ですが
一つだけ言えることは日本と英国は
島国で防衛する状況が 類似している
という点です 


古来より遠交近攻といわれます
たとえ住む場所は遠く離れていても 
やる気のある者同士が手を結ぶことは
大いに進めるべきではないでしょうか

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