2019年10月30日水曜日
DELL 任天堂 京セラ 中国から続々と移転撤退するメーカーの群
米中貿易紛争と大陸景気低迷で
中国から移転や撤退する企業が
あとを絶ちません
まずは米国のメーカーについてです
HPやデル、中国からパソコン生産移管
貿易戦争懸念
HPやデルなど米パソコン大手が中国での
ノートパソコン生産の最大3割を
東南アジアなどに移管する検討に入った。
アマゾン・ドット・コム、マイクロソフトも
タブレットやゲーム機などの生産拠点分散を
取引先と協議している。トランプ米政権は
対中制裁関税「第4弾」の発動見送りを
決めたが、貿易戦争長期化を懸念する
世界の大手メーカーに中国での集中生産を
見直す動きが広がっている/日経より
同様の動きは日本のメーカーにも見られます
これまでにも自動車のスズキが中国から
撤退して 資本をインドに集中していますし
オリンパスも中国デジカメ生産をやめましたが
更に追従する傾向が強まっています
中国から逃げる日本企業、
米中貿易摩擦を懸念-任天堂はベトナムへ
米国が中国からの輸入品への関税を段階的に
引き上げる中、任天堂やソニー、
京セラなど日本の主要企業の間で、
中国から生産拠点を移転したり
検討したりする動きが相次いでいる。
既に移転した企業もある。任天堂はほぼ
全てが中国だったスイッチの生産を今夏から
ベトナムでも始めた。4-6月期の
米売上高は全体の44%を占める。
スポーツ用品メーカーのアシックスも
ベトナムへの生産移管を完了した。
北米地域の売上高比率は約20%。リコーは
中国の深せん からタイへ高速プリンターの
生産を移管した。
同様の動きは今後も続く可能性があり、
ソニーで財務を担当する松岡直美執行役員は
先週の4-6月決算の説明会で、
「商品の生産地変更や市場価格への転嫁、
継続販売をどうするかを含めいろいろな
対策の先行的な検討を進めている」と話した。
今期の収益に影響を与える恐れもあるという。
京セラの谷本社長は決算説明会で、
米国向けコピー機と多機能プリンターの
生産を中国からベトナムに移すと明言。
シャープはノート型パソコンはベトナムや
台湾、複合機の一部生産をタイに移す
ことも考えている/bloombergより
別の懸念材料
さて こうしたコメントのいくつかにも
生産をベトナムに移すというのがあります
現在 日本とベトナムの関係はとても
良好だといえます 実習生として
訪日している越人も 2018年10月から
中国人を上回り 最多となっています
しかし そうした中で不良ベトナム人の
行動も目立ってきています
このままでは せっかく良好な日越関係にも
ヒビが入り 感情が悪化するかもしれません
ベトナム政府には 訪日するベトナム人への
指導を願うところです
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